内容説明
人麻呂には子供がいた。その名は躬都良…。人麻呂の息子躬都良は、深い伝承の霧の中に隠れている。躬都良は人麻呂伝承の象徴であり、人麻呂の影である。その躬都良の存在を白日のもとに曝す新説から、人麻呂の実像に迫る。躬都良伝承譚を核に、人麻呂から家持へ、そして万葉集の発生から終焉へ、その変遷の時代意識を、膨大な資料を検証しつつ探る、著者渾身の集大成の書。
目次
第1章 人麻呂と躬都良
第2章 躬都良の誕生
第3章 躬都良の母
第4章 躬都良の陰鬱
第5章 躬都良の彷徨
第6章 躬都良の死
人麻呂には子供がいた。その名は躬都良…。人麻呂の息子躬都良は、深い伝承の霧の中に隠れている。躬都良は人麻呂伝承の象徴であり、人麻呂の影である。その躬都良の存在を白日のもとに曝す新説から、人麻呂の実像に迫る。躬都良伝承譚を核に、人麻呂から家持へ、そして万葉集の発生から終焉へ、その変遷の時代意識を、膨大な資料を検証しつつ探る、著者渾身の集大成の書。
第1章 人麻呂と躬都良
第2章 躬都良の誕生
第3章 躬都良の母
第4章 躬都良の陰鬱
第5章 躬都良の彷徨
第6章 躬都良の死