出版社内容情報
マイケル・ジョーダンは本当に「人間の姿をした神」だったのか?いや、やはりジョーダンも人の子だった。人々は自分たちがジョーダンのことを理解していると思っていたが、実際には理解していなかったのだ。
内容説明
肩をすくめる仕草、伝説的なショット、語り草となったインフルエンザの試合、そうした名でスポーツ史に深く刻まれる壮麗なシーンを生み出したのは、ほかでもないマイケル・ジョーダンである。彼に思いを馳せるとき、大半の人間が、どちらに転ぶともわからない接戦で放たれた象徴的なシュートを思い浮かべる―そう、リムに当たることなくネットに吸い込まれるシュートだ。しかし、数えきれないほどの偉大さの反面、影の部分もある。容赦なく闘争を仕掛ける姿や、ギャンブルに明け暮れる姿だ。こうした様々な人間性を偏りなく描き出した伝記は決して存在しなかった―今、このときまでは。ここには、選手として、時代や文化の象徴として、そしてひとりの人間として、初めて明らかにされるマイケル・ジョーダンの真実の姿がある。
目次
ホリー・シェルター
負けず嫌い
ダイヤモンド
1軍漏れ
23番
変貌
ファイブスター
マイケル
新入生
新しい何か〔ほか〕
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
来訪者
2
久々の読書はやはり自分の好きなジャンルから入るに限ると実感。NBAに限らず当時は今の様な配信サービスは当然ないので日本在住で毎試合見るなんて夢のまた夢。私自身は別チームのファンだったけれど、最も放送回数が多かったジョーダンブルズの試合を中心に雑誌や書籍で妄想していた時代を懐かしく思いながら読了した。気になったのだけれど試合後ビール飲むのがある程度の習慣だったようだが今の時代の選手たちもなのだろうか?2016/11/23
H Tsuda
1
結構前に購入後回しにしていたけどやっと読み終わった。子供の頃から好きなジョーダン!試合は知っていたりしたが、物語として通しで読み面白かったです。2020/09/26
Shintarou Isobe
1
ジョーダン世代のNBAファンは必読。あまり語られない大学2年・3年時のこと、NIKEからジョーダンが発売する裏話、当時のフロントの内情など関係者の取材とインタビューをもとに描かれている。面白かった。2017/02/26