一歩先の医学シリーズ
がん やっとわかった生存の条件―代謝・新薬・がんワクチン

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809413322
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

がんを攻撃する前に、がんを守る兵士たちを弱体化させ、がんを取り囲む壁を破れば、強力な免疫ががんを一気呵成に攻め立て、劇的な勝利が見えてくる。最先端がん往診治療を解説!難治性・進行性がんの30治療例掲載!

目次

第1章 患者さん自身の力を回復し、細胞を元気にすることからはじめよう(まずは食欲不振、体重減少、全身衰弱、倦怠感などのがん悪液質を取り除く;がん細胞は正常な代謝システムを変化させる ほか)
第2章 がんを取り囲む壁を破壊せよ!(免疫細胞の接近を妨げる二重の壁;がん細胞を取り巻く細胞外マトリックスや間質細胞の変化に注目 ほか)
第3章 がんを倒すがんペプチドワクチン治療をスタート(いよいよステップ3、特異的免疫治療の開始;がんペプチドワクチン治療が成功するための鍵 ほか)
第4章 患者さんと家族に寄り添う―最先端往診治療の実際と理想(患者さんに心を開いてもらうために;医師はマニュアル通りでは務まらない ほか)
巻末資料 星野式がん免疫治療の症例30

著者等紹介

星野泰三[ホシノタイゾウ]
1988年東京医科大学卒業。東京医科大学大学院で腫瘍免疫を研究。1994年、「がん化学療法による骨髄抑制の克服」で医学博士号を取得。その後米国国立衛生研究所(NIH)でフェローシップを受け、細胞治療とがん遺伝子治療の研究に従事。帰国後、腫瘍免疫を臨床的に探求する。2002年細胞治療を専門とするプルミエールクリニックならびに中央研究所・2003年東京・京都統合医療ビレッジを開設。2007年ホテルオークラ東京にアンチエイジングデスク・2009年エルミタージュ高機能タワー・2010年再生医療をリードする未来研究所を設立。2013年7月大阪プルミエール設立。現在、統合医療ビレッジ(東京・大阪・京都)理事長、プルミエールクリニック院長、一般社団法人統合医療専門学校理事長

松島修司[マツシマシュウジ]
帝京大学医学部卒業。大学での研修のかたわら、星野医師に師事し、免疫学について幅広い知識を得る。統合医療ビレッジ付属中央研究所にて、活性化リンパ球の培養、及び免疫チェック解析に携わる。これら免疫療法を専門にしたがん治療に携わってきた経験と免疫チェック解析という生物学的なドックで身体の状態や将来の予想をたてる解析方法を生かし、現在、腫瘍外来、温熱治療計画外来およびドック外来を行っている。日本抗加齢医学会正会員。日本臨床腫瘍学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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