目次
1 ハリルホジッチの流儀―妥協なき指揮官のこれまでとこれから
2 その苛烈な人生―ユーゴスラビアという背景
3 監督ヴァイドと人間ハリルホジッチ―フランス時代の肖像
4 “亡霊”がリーグを制した日―クロアチアでの1年
5 成功と失敗―あまり語られることのないキャリアの側面
6 隣国のハリルホジッチ評―彼をナメていた韓国
7 4‐2‐3‐1―ワールドカップで耀いたアルジェリアの戦術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
40
これを読んでもいまいちハリルホジッチの姿が見えない。この本に書かれている彼と今の日本代表を率いている彼が一致しない。トルシエの方が個性を出していたが、ハリルは未だ彼のやりたいサッカーが見えない。最後のブラジルふ杯の4-3-2-1をアルジェリア代表で成功させたメソッドが記述されている。この本を読むとハリルに期待出来る様に思うが、何故かゲームではそれが全く見えない。未だ日本の選手の分析が終わっていないのか?と不思議に思う。オマーン戦を見ると少し攻撃のバリエーションの広がりが見受けられたが、満足には遠い。2016/11/15
スプリント
6
2017年5月時点でまだ日本はロジアW杯の出場権を獲得できていませんが世代交代が着実に進み若手に光がみえてきました。これがハリルホジッチの手腕によるものなのかはわかりませんが、サッカー協会を巻き込んだ意識改革には期待しています。2017/05/28
オカヤン
4
ハリルホジッチ監督の歴史が整理されている。監督として準備が素晴らしいが、ハマらなかった時の崩れ方も指摘されている。ロシアでの日本代表もベースはハリルさんが鍛えたからここまで来れたと思う。西野さんは持ってた。今でもベルギー戦を見たら熱くなれる。ハリルさんありがとう。メルシー。2018/08/18
hori-chan
4
浮き沈み激しめ、率いるチームによって当たり外れの差大きめの印象。とはいえ、日本だと、協会やマスコミとさほど揉めなそうなので、大丈夫だと思いたい。2015/07/09
K-YM
4
専門がそれぞれ異なる7人のライターによる共著。そのため、いろいろな視点(国・クラブ・民族)からハリルホジッチ監督が描写されているのが非常に面白かった。日本のメディアが伝えるハリルホジッチ氏のイメージは、事実とは異なるんだなぁと再認識。2015/06/04
-
- 和書
- 基礎放射化学