内容説明
先輩の「どこ見とんじゃボケ!」ではじまったプロ野球生活。移籍後も「おまえさんは、内野手だよな?」でリスタート。解説者に「コジョウ」と呼ばれたサブプレーヤーがプロ16年目に感動の引退式を開いてもらったプロ野球人生とは―。
目次
第1章 憧れの監督、名付け親の球団会長
第2章 古城と素敵なチームメイトたち
第3章 古城が尊敬する先輩たち
第4章 木村拓也さんの思い出
第5章 ジャイアンツアカデミー
第6章 古城茂幸のアマチュア時代
第7章 幸福なプロ野球選手古城茂幸
著者等紹介
古城茂幸[フルキシゲユキ]
1976年1月12日、千葉県柏市生まれ。中央学院高等学校、国士舘大学を経て1997年にドラフト5位で日本ハムファイターズに入団。2006年に読売ジャイアンツに移籍し、内野のユーティリティープレーヤーとしてチームに貢献した。2013年10月に現役を引退。現在は『ジャイアンツアカデミー』で巡回コーチを務める
本木昭宏[モトキアキヒロ]
1975年4月26日、東京都世田谷区生まれ。国士舘高等学校、国士舘大学出身。卒業後、芸能プロダクション、編集プロダクションを経て、現在はフリーのライター/編集者として活動。おもに『野球太郎』(廣済堂出版)を主戦場に執筆している。現役の草野球プレーヤーで2010年には日刊スポーツマリン杯関東大会優勝、2011年にはGBN全国草野球大会で日本一に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おくりゆう
7
まさか古城選手が本になるなんて(失礼)、と思い。手に取りましたが、愛されしキャラクターが伝わる関係者証言の数々と古城氏自身の言葉は分かりやすく興味深いものがあって、読むのが面白かったです。日ハムの先輩陣やエピソードも豊富でハムファンも楽しめます。2014/08/05
K
4
あ〜古城が飛び出している〜!はTV見てて呆然としたもんだwでも16年もプロやってたらやっぱ一流選手よ。2014/10/15
SU
3
古城さんみたいなベテランがいる組織は強いと思いました。2014/12/18
岡本
3
決してスター選手ではない古城選手が本を出すことに違和感を感じる同僚や先輩達など17名のインタビューを古城選手の大学時代のチームメイトであり現在フリーライターの友人が纏めた一冊。自分が野球を見始めた頃には既に巨人でユーティリティプレイヤーとして活躍していたので馴染みの選手のという事で読み進めました。スター選手の自叙伝などは多くありますがサブプレイヤーの自叙伝は中々無いので楽しく読めましたね。それと古城選手の人柄の良さが伝わってきました。巨人ファンの方々には是非進めたい一冊です。2014/11/27
Tom Ham
2
読了。図書館でジャケ借り。巨人ファンではないけど古城選手の人柄や努力が伝わってくる好書だ。『目上の人に好かれる能力はすごく大事だ』と大学時代の同期で花巻東の監督佐々木さんは菊池雄星や大谷に話したという。大学時代の古城に感化されているという。2軍生活も長く、地道な反復練習をきちんとこなすことで出てくる安定感。子どもたちにも読んでほしい部分がたくさんあった。いい本ですよ。2015/05/23