目次
ジョゼップ・グアルディオラ
ファビオ・カペッロ
ウナイ・エメリ
ルイ・ファン・ハール
ホセ・アントニオ・カマーチョ
マルセロ・ビエルサ
ミカエル・ラウドルップ
ビセンテ・デルボスケ
ドゥンガ
ラファエル・ベニテス
ビクトール・フェルナンデス
アーセン・ベンゲル
ジョゼ・モウリーニョ
著者等紹介
スアレス,ヘスス[スアレス,ヘスス][Su´arez,Jes´us]
1959年、ウルグアイ、モンテビデオ生まれ。スペインのガリシア州リーグ1部でプレー。引退後は監督養成学校でフェルナンド・バスケスに学んだ。グアルディオラ、リージョ、マウロ・シルバ、フランらと親交が厚く、地元ラコルーニャではラジオでサッカー番組のパーソナリティーを務める。ワールドサッカーダイジェストでは、10年以上に渡りスペインのコラムを担当
小宮良之[コミヤヨシユキ]
1972年、横浜生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大学に留学。卒業後、語学力を駆使してスポーツライターとして活動を開始。2001年からバルセロナに渡り、トリノ五輪、ドイツワールドカップなどを取材後、2006年夏から日本に拠点を移して人物ノンフィクション中心の執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coolmonster
4
スアレス氏の評価は確かに厳しい。特にカペッロに対する嫌悪には、読んでいて引いてしまう部分もある。一方で、スペクタクルな勝利を追求する監督たちに対する好意は、例え、完全に成功していなくても、将来性を確信させる。戦術の図解等はないが、サッカーの監督を人間として評価し、面白く読ませる好著である。誰も日本代表の監督は引き受けてくれそうにないが・・・。2014/03/13
とめ
2
主にスペインリーグで活躍する監督達へのメッセージ。筆者がスペクタクル信奉者のためかなり偏った論調。カペッロをボロボロに書いてたのはちょっと笑った。これくらいやった方が文章の個性がでるよね。ポルト時代には素晴らしかったのに今の貴方はどうしたの?というモウリーニョへの投げかけが印象に残りました。2011/12/12
わた
2
モウリーニョ、グアルディオラ、カペッロ、ビエルサ、ベンゲルなどの世界の名将についてその信念、サッカー哲学が述べられている。特に筆者がスペインに馴染みが深いこともあって取り上げられていた監督たちもスペインに馴染みが深い人が中心。セリエ、イングランドは少ないです。サッカーは選手がやるものということに主眼が置かれ、勝利至上主義は好まないと思っている。ベンゲルの回で述べられていた、サッカーは勝ち負けがすべてではないのでは?という主張が最も心に残った。2011/11/12
chanrami
2
こんなに偏った著述を読んだのは初めて。好き嫌いをはっきりと論じている著者に好感は持てました。ただ、世の中にはイタリアサッカー好きな人もドイツサッカー好きな人もいるわけで、そのサッカー界で名将と呼ばれる方々もスポットをあてて欲しかったです。良くも悪くも偏り過ぎです。著者がレーヴやクロップについてどう語るのか…。次を楽しみにしています。2011/08/24
多分、器用です
1
10年前の本だがいまと比較したら面白い。基本的に戦術系の監督の方がモチベーション、フィジカル系の監督より長生きする傾向にあるみたい。またそれぞれの個性がわかった。 2022/12/09