内容説明
コスモバルク、セリ、エージェント、ジョッキー、JRA…誰も語れなかった驚きの事実が今、明かされる。
目次
第1章 コスモバルクの使命
第2章 牧場開業、そして長身の日本人との出会い
第3章 ラフィアンへの警鐘
第4章 セリの舞台裏
第5章 エージェントとしての矜持
第6章 中央競馬と地方競馬
著者等紹介
金子肇[カネコハジメ]
1953年、東京都出身。世界中を放浪の末、ニュージーランドに牧場を開業し、調教師、馬主として活躍馬を送り出す。ニュージーランド・ブラッドストックのコンサルタントなどを経て、帰国。マイネル軍団総帥・岡田繁幸氏とともに競走馬の発掘に携わる。現在はJRA公認通訳第1号として活躍するかたわら、外国人ジョッキーのエージェントを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
車寅次郎
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マイネル軍団代表、岡田総帥の弟子による競馬界白書。岡田氏は、天才的な相馬眼でかつてコスモバルクと云う名馬を300万円で落札したという。その独特の語り口と、自信に満ちた物言いは、好き嫌いはっきりと別れる。あまりにも、強い弱いをバッサリ言うから、外れたときにアンチが立ち上がりやすい。しかし、そもそも競馬に絶対などないのだから、いかに専門家の言うことを話半分で聞くかが予想は重要なのだ。そして、今年第二のコスモバルク、プレイアンドリアルがクラシックに挑戦する。このワクワクは初夏の候、6月1日までとまらないだろう。2014/02/27
スシウォーク
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自他共に認める岡田繁幸総帥の片腕だった男が、その元を去って記した禁断の書。コスモバルクの闘い、ラフィアンとの決別、腐りかけた内部への警鐘…。ひさしぶりに掛け値なく面白いと思えた大胆な告発本だ。2011/05/31
Uchibori_a
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まあ「そういうこともあるよね」ってな話2011/08/14
最終バック九番手
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岡田繁幸から袖にされた筆者の下世話な暴露話…この本を読んでも馬券の収支改善には何の役にも立たないがラフィアンなんかがいくらイキってみても結局は社台の足元にも及ばないということがよく理解できる…初版第1刷発行:2010年12月6日…本体1333円2011/01/18
なみ平
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一競馬ファンとして、とても腑におちることが多い。読み応えがあった。2010/11/20