ゴールキーパー専門講座

松永 成立【著】/北 健一郎【構成】

順文社（2010/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 189p／高さ 19cm
• 商品コード 9784809408939
• NDC分類 783.47
• Cコード C0075

内容説明

現役選手をワンランク上に、ファンの目は一流に鍛える。日本初の本格サッカーゴールキーパー専門書。

目次

第１章　ポジショニング
第２章　コーチング
第３章　セービング
第４章　クロスボール
第５章　１対１
第６章　セットプレー
第７章　スロー・フィード
第８章　メンタル

著者等紹介

松永成立［マツナガシゲタツ］
１９６２年８月１２日、静岡県浜松市生まれ。浜松市立飯田小学校→浜松市立東部中学校→浜名高校→愛知学院大学→日産自動車サッカー部→横浜マリノス→鳥栖フューチャーズ（現サガン鳥栖）→ブランメル仙台（現ベガルタ仙台）→京都パープルサンガ。日本代表には１９８７年に初選出。日本の守護神としてダイナスティカップ、アジアカップ優勝に貢献。１９９３年のＦＩＦＡワールドカップ予選の第４戦・韓国戦ではマン・オブ・ザ・マッチを獲得し、最終予選ベスト１１に選ばれた。２０００年、ＪＳＬ（日本サッカーリーグ）１４５試合、Ｊリーグ１７４試合、日本代表として国際Ａマッチ４０試合出場という記録を残して現役引退。引退後は京都パープルサンガのＧＫコーチに就任、２００７年からは横浜Ｆ・マリノスでＧＫコーチを務めている

北健一郎［キタケンイチロウ］
１９８２年７月６日生まれ。北海道旭川市出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、放送作家事務所を経て、フリーライターとしての活動を始める。２００５年からサッカー専門誌・ストライカーＤＸ（学習研究社）の編集者として働くかたわら、フットサル専門誌・フットサルナビ（白夜書房）など各媒体で原稿を執筆。２００９年３月、ストライカーＤＸ編集部を離れて独立。現在はサッカー、フットサルを中心に活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Humbaba]

ゴールキーパーにとっての見せ所と言えば，1対1の場面と，そして，セービングをする場面である．しかし，最も良い試合とは，キーパーが全くボールに触れない試合である．うまくコーチングをして，相手にシュートチャンスを与えないことこそが，失点の確率を最も低くすることである．

2013/03/31

[akhrynd]

現役時代に読みたかった。30年近くGKやっているが、そうすればよかったのか！と気づかされることが多くて驚いた。もう一度練習したい気持ちになる。

2020/06/13

[Humbaba]

ゴールキーパーはもしも失敗すれば、それだけで失点が確定する。だからこそ、自分の能力をしっかりと理解しておく必要が有る。本来以上に自分を上手に見せようとして失敗することは、絶対に避けなければいけない。人間である以上毎日同じ状態でいられるわけではないので、その日の自分の状態から守れる範囲を認識することが第一歩となる。

2013/06/22

[あや]

「良いＧＫはファインセーブが少ない」そうなのですが、読み進んでいくうちに、なるほど、と頷ける本です。

2010/11/25

[へー]

GK本。自分はキーパーコーチについてもらうことがないままずっとGKをやってきましたが、再確認したこと、曖昧やったことを確かめられたことと発見のある本でした。GKをやったことのない人が読むと新しい目線を得られるかもしれません。

2010/10/13