目次
第1章 布石で1歩リード(浅く消すにはカタツキ・ボウシ;大場より急場;カカリは広いほうから;スソアキ囲うべからず;2線は敗戦、4戦は勝戦)
第2章 中盤戦を勝ち抜こう(アキ三角・陣笠は愚形の見本;追うはケイマ、逃げるは一間;車の後押し、ヘボ碁の見本;ケイマにツケコシ;攻めの基本はカラミとモタレ;ツケにはハネ、ハネにはノビよ)
第3章 生き死にのコツ(一合マスはコウと知れ;ダメのつまりは身のつまり;手数をつめるホウリコミ;眼あり眼なしは唐の攻め合い)
第4章 このヨセ何目?(大ザル8目;ワタリ8目;ハネツギ6目)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
40
1987年に冬樹社から刊行。48型を紹介。有名な格言もあり。それは絶対に格言ではないぞ!という「今もすたらぬ一・三・五」(秀策流のこと)や「ハネを忘るな三手抜き」(星の石の周りに三手打たれた時のこと)もあり。微妙な本であった。格言の信頼度をA、B、Cの三段階に分類しているのは、唯一、目新しかった。 「棋譜にみる」という題名から実戦での状況を紹介しているのかと思ったが。そうではなく実戦譜はほぼゼロ。半分ぐらいは単なる部分型で、19×19の全局形を使って紹介しているだけなのだった。この本、題名詐欺じゃないの。2024/01/12