内容説明
平成20年代以降の最新判例を数多く掲載し、最新事例をもとに警察官にとって本当に必要な憲法について解説。実務との関連性がより強固に。逮捕事実の公表と「忘れられる権利」の関連など、今日重要視されているプライバシーの問題点との関連性について解説。
目次
第1部 警察官のための憲法(序論 警察と憲法;基本的人権総説;刑事手続上の人権;個人の尊厳と法の下の平等;自由権;その他の人権;統治機構;国法の体系)
第2部 社会常識としての憲法(日本国憲法の全体像;天皇;戦争の放棄;国民の権利及び義務;国会;内閣;司法;財政;地方自治;改正;最高法規)
巻末付録
著者等紹介
田村正博[タムラマサヒロ]
鳥取県米子市出身。昭和52年警察庁入庁。徳島県警察捜査二課長、京都府警察捜査二課長、内閣法制局第一部参事官補、警視庁公安総務課長、警察庁総務課企画官、秋田県警察本部長、警察庁運転免許課長、警察大学校警察政策研究センター所長、内閣参事官(内閣情報調査室国内部主幹)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、福岡県警察本部長、早稲田大学客員教授等を経て、平成25年1月、警察大学校長を最後に退官。現在、京都産業大学法学部教授、社会安全・警察学研究所長。警察大学校講師兼任。弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。