内容説明
昭和が始まってから60年余、世の夫たちは戦前、戦中、戦後を通じて“サラリーマン”と多少、悲哀をこめて呼ばれたり“ホワイトカラー”と若干のエリート意識をくすぐられたりしながら黙々と働いてきました。私も“月給取り”の女房稼業30年の身。妻という“レンズ”を通して夫たちの60年を追ってみました。
目次
交通事故第1号は大正天皇の車
ヤケでうたった『減俸小唄』
初の人間ドック開設
6メートルの煙突持って疎開
銀座にビヤホール復活
辞書のシンボル『広辞苑』出版
殺人ラッシュに“時差通勤”導入
お金を売る会社“サラ金”大盛況
「エトロフ支店長」と「希望退職」
不況で奪われた“出張”の楽しみ
美容と健康“温泉ブーム”〔ほか〕
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- 和書
- 昭和天皇七つの謎