出版社内容情報
「国宝」とは何か。どこがどうすごいのか。なぜ、「国宝」に選ばれたのか。
日本の美術に関心を持ち始めた方は、だれしも一度はこうした疑問をいだいたことがあると思います。
「国宝」は日本美術のあまたある作品のなかでも「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」として認められた芸術作品であり、「国宝」を学び知ることは、芸術鑑賞の最初の一歩としても最適な道の一つです。
130点強の厳選された作品すべてに、日ごろから国宝に親しんでいる学芸員5名が解説を執筆し、「国宝」を通じて日本美術鑑賞の糸口をつかんだり、理解を深めたりすることのできる一冊としてお届けいたします。
目次
第一章 旧石器時代から古墳時代
第二章 古代 飛鳥・奈良時代
第三章 古代 平安時代
第四章 中世 鎌倉・南北朝・室町時代
第五章 近世 安土桃山・江戸時代
著者等紹介
土屋貴裕[ツチヤタカヒロ]
東京国立博物館絵画・彫刻室長。「国宝 鳥獣戯画のすべて」(東京国立博物館、2021年)、「やまと絵 受け継がれる王朝の美」(東京国立博物館、2023年)等の特別展を担当
酒井元樹[サカイモトキ]
東京国立博物館主任研究員。「桃山 天下人の100年」(東京国立博物館、2020年)等の特別展を共同担当
皿井舞[サライマイ]
東京文化財研究所、東京国立博物館を経て、学習院大学教授。「最澄と天台宗のすべて」(東京国立博物館、2021年)、「空也上人と六波羅蜜寺」(東京国立博物館、2022年)等の特別展を担当
植松瑞希[ウエマツミズキ]
大和文華館学芸部員を経て、現在東京国立博物館絵画・彫刻室主任研究員。「受贈記念 橋本コレクション 一明(一)」(東京国立博物館、2024年)等の展示を担当
佐々木佑記[ササキユキ]
台東区立書道博物館専門員を経て、現在、五島美術館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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