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内容説明
19世紀末から20世紀にかけて活動したデンマーク人画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。静謐な室内画をはじめ、独特の詩情を湛える風景画や建築画、モデルの内面を鋭く捉えつつも、共感に満ちた肖像画など、およそ30年間の活動を通じて優れた作品の数々を世に送り出しました。ハマスホイの「寡黙な」芸術は、初めこそデンマークの人々になかなか受け入れてもらえなかったものの、やがて国内外で高い評価を得るようになります。没後、一時は忘れられたハマスホイですが、近年、世界中で再び注目を集めています。日本でも初めての回顧展が2008年に開かれ、多くの人々に深い印象を残しました。本書は、ハマスホイのデビュー作から、最後に描いた室内画まで、画家の創作活動を辿りながら、その人生と同時代のデンマーク美術(の一端)を紹介する画集です。
目次
1 1885‐1891(灰色の革命)
2 1891‐1898(模索と展開)
3 1898‐1908(風景、建築、人物;ストランゲーゼ30番地)
4 1908‐1916(古い部屋を求めて)
著者等紹介
萬屋健司[ヨロズヤケンジ]
1979年、長崎県生まれ。旧大阪外国語大学卒業、大阪大学大学院博士前期課程(西洋美術史)修了、同大学院博士後期課程単位取得退学。2004‐05年、2006‐08年、コペンハーゲン大学、同大学院に留学。2009年より山口県立美術館勤務。専門領域はデンマークを中心とする19世紀北欧美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
けんとまん1007
ちえ
くたくた
奏市