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出版社内容情報
クマのプーさんの画家、E・H・シェパードの視点から明かされる名作誕生の秘密。児童文学史上不朽の名作として名高い4冊のクマのプーさんの本。今もなお私たちを捉えて離さないその魅力は、作家(A・A・ミルン)と画家(E・H・シェパート)の絶妙なコラボレーションの賜物でした。シェパードの未公開スケッチを含む120点ものスケッチや挿絵でその誕生の「奇跡」に迫ります。
まえがき ミネット・シェパード
序文
CHAPTER1 シェパードとミルン:スタート・ライン1
CHAPTER2 パンチ・テーブル
CHAPTER3 ぼくたちがとても小さかったころ
CHAPTER4 ウィニー・ザ・プー
CHAPTER5 今ぼくたちは6さい
CHAPTER6 プー横丁にたった家
CHAPTER7 羽ばたいていくキャラクターたち
CHAPTER8 シェパードの晩年
CHAPTER9 シェパードの遺したもの
索引
訳者あとがき
ジェイムズ・キャンベル[ジェイムズ キャンベル]
著・文・その他
小田島 恒志[オダジマ コウシ]
翻訳
小田島 則子[オダジマ ノリコ]
翻訳
内容説明
クマのプーさんと100エーカーの森の仲間たちは、子供の本の中でもっとも愛されているキャラクターであり、E・H・シェパードの素敵な挿絵のおかげで不滅の存在ともなっています。これまで50近くの言語で何百万冊もの本の中に登場してきたプーさんたちですが、そのはじまりは1920年代にA・A・ミルンとE・H・シェパードが独自のやり方で協力しあって作り上げた作品でした。著者と挿絵画家はおたがいの絵と文章をより合わせるような、当時としては実にユニークなやり方で作業をすすめました。それはシェパードにとってはたいへん楽しい仕事となり、彼は1976年に96歳で亡くなるまでプーさんたちの新装版のための絵を創作し続けました。本書からは、この二人の素晴らしい協力関係の背後に隠された物語だけでなく、シェパードの作品の歩み―『パンチ』誌の漫画家になろうと苦心していた初期のころから、ミルンとの共同作業の時代、さらに『たのしい川べ』の挿絵や自作の書籍に至るまでの歩み―も読み取っていただけるでしょう。未発表のスケッチや、未完成の作品、個人的な家族写真や注目すべき記録など、150点以上の絵や写真をご紹介しながら、シェパードが試作的な初期のスケッチ(クマのプーさんの最初のドローイングなど)を、私たちのよく知っている愛すべきあの絵へとどのように完成させていったのかもご覧いただけるでしょう。
目次
1 シェパードとミルン―スタート・ライン
2 パンチ・テーブル
3 ぼくたちがとても小さかったころ
4 ウィニー・ザ・プー
5 今ぼくたちは6さい
6 プー横丁にたった家
7 羽ばたいていくキャラクターたち
8 シェパードの晩年
9 シェパードの遺したもの
著者等紹介
キャンベル,ジェイムズ[キャンベル,ジェイムズ] [Campbell,James]
2010年からE・H・シェパードの遺した書画の財産管理を行う。100年近くもの間発表されずにいたE・H・シェパードの絵を通して、その第一次世界大戦中の経験を綴った『シェパードの戦争』(Shepard’s War,Lom Art)の著者でもある。E・H・シェパードの曽孫と結婚し、現在はオックスフォードに住んでいる
小田島恒志[オダシマコウシ]
早稲田大学文学学術院教授。翻訳家。戯曲翻訳により湯浅芳子賞受賞
小田島則子[オダシマノリコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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