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アート・ビギナーズ・コレクション
もっと知りたいマグリット―生涯と作品

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808710187
  • NDC分類 723.358
  • Cコード C0071

内容説明

世界は謎と不条理に満ちている。シュルレアリスム絵画の入門書としてもおすすめ!

目次

第1章 母の死―模索時代1898‐1925(0~27歳)(スタイルの模索)
第2章 シュルレアリスムへの道1925‐1930(27~32歳)(シュルレアリスムの発見;夢の世界;切り裂かれた世界;暴力とエロス;言葉とイメージ)
第3章 イメージの詩学1930‐1939(32~41歳)(問題と解答;メタモルフォーズ;不在の表象;眼差しのエロティシズム)
第4章 戦火をくぐりぬけて1939‐1950(41~52歳)(不安の時代;ルノワールの時代;ヴァッシュの時代)
第5章 “マグリット”への回帰1950‐1967(52~68歳)(紳士たち;石化する世界;尺度の問題;見えるものと見えないもの;青空)

著者等紹介

南雄介[ミナミユウスケ]
1959年鳥取県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。東京都美術館、東京都現代美術館学芸員を経て、国立新美術館に勤務、現在、同館副館長兼学芸課長。専門は日本および欧米の近現代美術

福満葉子[フクミツヨウコ]
1967年、鹿児島県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程中退。ベルギー政府給費留学生としてブリュッセル自由大学、ロータリー奨学生としてローザンヌ大学に留学。ブリヂストン美術館学芸員を経て、現在、長崎県美術館学芸専門監。専門はベルギーを中心とする西洋近代美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

86
随分前に名古屋にマグリット展が来た時に観にいきました、その時観た作品が解りやすく解説されています、今度京都でも開催されるのですね、シュールで幻想的なマグリットの作品はどれも好きですが、夜と昼有り得ない不条理な世界やっぱり「光の帝国」が一番好きです。年代別に作品が紹介されており、68年のマグリットの短い歴史も記された解り易い本でした。2015/07/22

へくとぱすかる

62
子どもの頃からマグリットが好きだった。シュールさに驚くとともに、画面に漂う淋しさ・孤独感に、何か惹かれるものがあったのだろう。画集を買うことはなかったが、これだと思い「読みたい本」に登録し幾年か過ぎて、ようやく鑑賞できた。評伝や解説で初めて画家のプロフィールを知って、タイトル通りに「もっと知りたい」と思った。マグリットは昭和の画家で、作品がほぼ日本で言う昭和の2/3の時代に描かれている。有名作品も戦後のものが多い。美術史的には新しいのである。思い入れのせいか、マグリットの作品を見ると美術館の気配が漂う。2023/08/26

シャトル

61
開催初日に行ってとても気に入った「マグリット」の復習をかねて。このシリーズ本としては異例の2か月待ちでした。シュルレアリスムの代表的な画家、イラストレーター・広告美術の先駆者、そして20世紀ベルギーを代表する文化的ヒーロー。彼の絵は人間社会への皮肉とも取れるようなメッセージが込められた作品や、摩訶不思議な日常世界を描いたもの、そして特定のアイテム(山高帽、鳥、リンゴ・・)をモチーフにした数々の絵など、インパクトは非常に大きかった。【2015/03/25「マグリット展」@国立新美術館にて回顧展観賞】2015/05/16

ねむねむあくび♪

59
図書館の本。京都のマグリット展に行くために。現代アートやシュルレアリスムはあまり観ないので、マグリットは有名な作品やモチーフしか知らず、良い勉強になった。ルノワールの時代やヴァッシュの時代などの画家としての試行錯誤が面白い。また、他の人間の作品に刺激を受けて描いた作品の多さに驚いた。パロディ部分もあり、マグリットのクールさとひらめきは、商業デザインでさえ、いまだ刺激的。2015/07/30

3月うさぎᕱ⑅ᕱ゛

32
今月できれば行きたいマグリット展。言葉と観念とイメージの関係を追求したシュールな絵。フロイトの精神分析理論とか難しい解説に読めば読むほどに?が増えたけど、マグリットの絵は想像力の乏しい頭の固い私を異世界に連れていってくれる。イメージってこんなにも世界を変えるんだぁ。やっぱりマグリット展行きたい!!2015/09/05

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