てのひら手帖
図解 日本の漆工

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  • サイズ B6判/ページ数 135p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808709884
  • NDC分類 752
  • Cコード C0072

内容説明

鑑賞のポイントがわかる!様式・技法・名称など基本の知識をズバリ解説。日本美術の大きな見取り図が頭に入ります。図解でわかる美と技のひみつ。

目次

Prologue 「漆」と暮らす(漆のある暮らし;漆はなぜ使われるのか;名品を支える漆の力)
1 伝統的な漆工品を見よう(日本の漆塗りは、なぜ圧巻なのか?;大づかみ漆工の歴史;名品を見る ほか)
2 漆器はどうやって作られるのか(漆とは;漆器ができるまで)

著者等紹介

加藤寛[カトウヒロシ]
1951年東京に生れる。1976年東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了。1984年高知大学助教授。1991年東京国立博物館資料部室長。1998年東京国立文化財研究所修復技術部室長。2003年同部長(東京藝術大学教授併任)。2006~12年鶴見大学教授を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

11
先日、サントリー美術館で漆工芸家の方の講演を聞いていたので、部分的には分かりやすかった。漆工はとても手間がかかるものだということを再認識した。2017/07/13

ふう

5
さまざまな技法の細々とした工程がイラストで紹介されて、蒔絵で表現された葦手に至るまで、解説がわかりやすく丁寧ですごい。2020/10/31

OjohmbonX

1
漆芸品・漆器の多彩な技法を概観すると、このどんな素材にも接着力がよく、硬化後に削るなどの加工性があり、数百年が経過しても質を維持する堅牢性がある漆という素材は、改めてこんな都合の良いことがあるのだろうか、みたいな気持ちになってくる。そして考え得るあらゆる応用的な技法が存在する。陶芸品・陶器は(もちろん種類にもよるが)焼成工程の中で偶然性を活かしながら出来上がる一方で、漆芸品・漆器はより人のコントロール下で出来上がる違いがある。2024/05/11

Kouhei Higuchi

1
簡単でわかりやすいが、製造工程が絵だけでなく多少写真やカラーイラストを入れてもらったらよい。美術品の紹介ページのほうがカラーで、ページ数が多い。知りたい情報がどちらかによる。2024/01/16

phmchb

1
図書館本。前半フルカラー(写真付き)2021/12/15

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