内容説明
鑑賞のポイントがわかる!様式・技法・名称など、基本の知識をズバリ解説。日本美術の大きな見取り図が頭に入ります。図解でわかる美と技のひみつ。
目次
一度は見たい!!日本の絵画厳選10
仏教絵画ってなに?
絵巻物ってなに?
水墨画ってなに?
障屏画ってなに?
琳派ってなに?
文人画ってなに?
写生画ってなに?
浮世絵ってなに?
資料編
著者等紹介
守屋正彦[モリヤマサヒコ]
1952年山梨県に生まれる。東京教育大学大学院教育学研究科芸術学専攻修了、博士(芸術学)。山梨県立美術館学芸課長を経て筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はやみず
5
初心者には有難い一冊。主な日本画が絵巻物、水墨画、障屏画など種類ごとにまとめられ、ポイントで解説してくれる。また、絵画と一緒に神仏についても勉強出来る。ただカラー絵が少ないため、別でカラー図版も用意しておくと、より楽しめると思います。個人的には来迎図が面白かった。臨終しているのに、賑やかで楽しそうに思えてしまう。あとは、琳派の絵の構図がとってもダイナミックで好き。2016/11/06
senahate
1
表紙を見て読み易そうだなと思い、手に取ってみた。仏教絵画から浮世絵までの主要作者、時代背景、出資者について書かれていて、分かり易い。また、本編の冒頭から、カラーの日本絵画10選が紹介されていて、実際に博物館や美術館に見に行きたくなった。 また、江戸時代になって浮世絵が登場し、あらゆる物を絵画の題材にするようになったは興味深い。著書を読む限り、それまでは大衆向けの絵画は無かったみたいだから、江戸時代に何が起こったのか。もっと知りたい。 2014/08/20
Kyo
0
何となく日本画に接する機会が増え、惹かれることも増え…しかし日本画の知識は無く。そもそも日本画とは何ぞや?為に自習本。良き。2021/05/20
東山ききん☆
0
良い意味でも悪い意味でも教科書的な一冊。簡潔な解説がそのまま専門用語と一緒に載せられてたり、参考作品が写真ではなく手書きの図柄だったりするが、一方で体系的かつ時系列的に各解説を纏めているので、ある程度の知識があって読むには便利かもしれない。2020/03/23
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