出版社内容情報
奈落の底を目指し六層を進むリコたち一行は、探窟隊『呪詛船団』に遭遇し拠点キャンプに招かれる。団長のスラージョはリコたちと『巫女』との関わりを疑うが『試し』によってその真偽を確かめることに。果たしてスラージョのいう『試し』とは!?
大人気ファンタジー、待望の最新刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
51
アビス深界七層へのラストダイブは呪詛船団と共に!腕試しは試練として仕方ないものの、公正な態度で接してくれる神秘卿スラージョたち。とは言え、今までの白笛たちの例から警戒を解かないリコたちも逞しくなった。カットインされる、かつての呪詛船団の切り込みもなかなか好ましい。他の白笛たちとは、微妙にアビスダイブの目的やスタイルは違うようだが、キーワードは“獣相”。なにやら産まれた瞬間から生存を許されない存在の意味するところは?そして獣相の面々を集めたスラージョの目的とは。またもインモラルな空気が立ち込めてきた。2023/08/02
サンゴ
27
色々興味深い情報が出てくる2023/08/06
コリエル
14
冒頭は映画のアバンにしたいような心地よい緊張感。最強対最凶みたいな。いきなり暴の匂いをさせたわりに話せる雰囲気のスラージョであったが、最深部をみんなで仲良く踏破とはいかんよなあ。目指す最果ての渦。あれは目ではなく、胚だろやっぱり。何かが生まれてきそう。2023/08/07
はとる
12
神秘卿スラージョの隊と共に深界七層へ。何か凄いことが起こりそうな予感。双子はどういう存在なのか。2025/07/26
オザマチ
12
直近の登場人物にヤバい奴が多すぎたせいで、相対的にいい人ばかりに見える説2025/05/21