内容説明
西洋とも中国とも異なる独自の発展をとげた日本の絵画。そこに通底する日本的感性を明らかにし基本的な日本絵画の見方・考え方を伝授。
目次
第1章 仏教絵画
第2章 絵巻物
第3章 水墨画
第4章 壁画と屏風・襖絵
第5章 琳派・文人画・写生画
第6章 浮世絵
第7章 洋風画
第8章 近代の日本絵画
著者等紹介
守屋正彦[モリヤマサヒコ]
1952年山梨県に生まれる。東京教育大学大学院教育学研究科芸術学専攻修了、博士(芸術学)。山梨県立美術館学芸課長を経て筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナイスネイチャ
101
図書館本。絵画付きで解説。系統図があり、かなり興味をもって拝読いたしました。やっぱり近代とは違い荒々しいのが多い印象。2019/11/19
さきん
24
すぐわかるというより、日本の絵画史の軸がわかる感じ。美術館で、日本画を見て、個人的なお気に入りもあるが、どういう形で発達してきたかは本書で初めて知った。やはり現代に近づきにつれて、描き方が多様化しており、分かりにくくなっている。今の若手の日本画家には期待したい。パトロンの重要性をかんじた。今の金持ちは、仕事が趣味のようなのばかりであるから、色々大変だろうと思う。2016/12/08
魚京童!
16
すぐわかるのはわかってないでしょ。2015/08/21
しーふぉ
14
カラー図版が多く分かりやすい。2016/12/25
オザマチ
8
美術館に行った際についでに購入。日本の絵画の代表作・技法・歴史などが網羅されている。2015/07/20