目次
総論 法隆寺の歴史と仏像
第1章 西院伽藍の仏たち
第2章 西円堂と上御堂の仏たち
第3章 聖霊院の聖徳太子像と仏たち
第4章 大宝蔵院の仏たち
特集 旧食堂の塑像
第5章 東院伽藍の仏たち
おわりに 法隆寺献納宝物と小金銅仏
著者等紹介
金子啓明[カネコヒロアキ]
東京都生まれ。慶應義塾大学修士課程修了。東京国立博物館(事業部長・副館長等)、慶應義塾大学教授を経て、現在興福寺国宝館館長。専門は日本彫刻史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シフォン
36
法隆寺訪問の復習に。世界最古の木造建築、日本で最初の世界遺産に登録された聖徳太子信仰のお寺。西院伽藍の金堂、五重塔の歴史的な佇まい、飛鳥、白鳳(7世紀)時代からの国宝、重文の仏像をはじめとするお宝たちが多数現存していることが素晴らしい。アイカルックスマイルの釈迦三尊像、現存する日本最古の四天王像、夢殿の日本最古の木彫、救世観音菩薩、大宝蔵院の百済観音像、現地で見てきた大きさや質感とこの本で見るお顔の表情や光背を重ね合わせ、やっぱりすごいと改めて思う。2023/11/09
umeko
14
法隆寺の仏様たちを整理したくて。仏像だけでなく、建築や歴史の面からも魅力満載の法隆寺。柿なんて食べてる場合じゃないかもね。2016/04/18
Tenouji
11
「聖徳太子と法隆寺」展を見に行ったので購入。次は、実際に法隆寺に行ってみたいな。2021/09/21
moonanddai
9
「法隆寺に行きたい」なんて書いてしまいましたが、とりあえず本で…W。実は(と改まるほどではないのですが)何十年か前に法隆寺は行ったことがあります。このときも、「斑鳩の白い道…」を読んだときのように、行ったという事実、あたかも人生のスタンプ帖に、一個スタンプを増やしたような感じでしかなかったのかもしれません。今度、「もし」いけるようなときは、少しは向き合い方が変わっているかもしれません、年をとった分くらいまでW。2019/08/20
chang_ume
6
細部の様式説明がところどころ入るものの、全体としてはキャプションの域を出ない内容。特色も発見もなく。著者の名前に期待が生まれましたが残念。このシリーズはやや当たり外れがありますね。2020/12/02
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