すぐわかるマンダラの仏たち (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784808709365
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0015

内容説明

マンダラの全体的な構成と見かたをわかりやすく図解。大日如来や金剛界マンダラを構成する諸尊の姿と役割を解説。密教でとくに重要な位置を占める「力」のほとけ、明王のさまざまな側面を分析。

目次

はじめに 密教のほとけとは
序章 図解・誰にでもわかるマンダラの見かた
第1章 マンダラのほとけたち(大日如来とは;ビルシャナと西方要素;大日如来の姿;胎蔵大日如来;金剛界大日如来 ほか)
第2章 密教のほとけ―明王たち(呪力をもった者の王者;金剛から明王へ;忿怒尊の役割;不動明王とは;不動明王の十九観 ほか)

著者等紹介

頼富本宏[ヨリトミモトヒロ]
1945年香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。文学博士。密教学専攻。現在、種智院大学名誉教授。実相寺(神戸市)住職。インド・中国の密教遺跡調査十数回。1982年朝日学術奨励賞、1995年密教学芸賞を受賞

中村佳睦[ナカムラケイボク]
仏画あさば会主宰。日本工芸会正会員(諸工芸部、截金)。あさば仏教美術工房代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くれは

1
東京国立博物館の『神護寺展』で高尾曼荼羅を見るために本書で予習した。本書を読む前に、まず奈良国立博物館のジュニア向け学習シート「マンダラには何が描いてあるの?」を読むと理解が進みやすいと思う。https://edu.narahaku.go.jp/online-work/ また本書は両界曼荼羅の諸尊すべてを解説しているわけではないので、より突っ込んで曼荼羅を理解したい方はこちらのサイトもお勧め。https://www.mikkyo21f.gr.jp/mandala/2024/08/24

fuchsia

0
最近仏教系の展覧会にいくことが多く、「この仏さん、美形ですなあ」だけじゃいかんでしょうと勉強のために読みました。曼荼羅とは何ぞやというところからのレベルなんで正直一読でどこまで理解できたのかさえよくわからないのですが、密教において(というか仏教において)仏とは法則や理論の人格化ととらえたほうが解りやすそうです。2011/09/04

環世界

0
両界マンダラの構造と、そこに現れる尊格を豊富な図像とともにわかりやすく一般向けに説明したもの。この本自体は日本密教のマンダラに限ったものですが、ほかの本と合わせ読むと伝来過程の翻訳の問題が興味深いですね。2021/09/03

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