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内容説明
千里を翔る鶴から泥水に踊るボウフラ小紋まで描けないものはないとうたわれた北斎の絵手本の中から、鋭い観察眼でとらえた多様な動植物や人物像を約二千点、主題別五十音順に配列。
目次
動物
鳥
魚・虫など
植物
生活
人物
芝居
付録
資料
著者等紹介
永田生慈[ナガタセイジ]
1951年、島根県津和野町生まれ。葛飾北斎美術館館長。美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なおこっか
3
小紋様めあて。北斎のスケッチ上手は勿論、それを再構築してデザインする構成力がやっぱりず抜けてるんだなあ。草木柄の着物とか着てみたいわ。人物や芝居の項目が、当時の文化を伝えてまた面白い(メモ→北斎の描いた唯一神道の七福神:猿田彦、市杵島姫、天臼女、稲倉魂、蛭子、少彦那、大国主)。あと、巻末年表で北斎の人生と世界の文化人の歴史が併記されてたのが良い。山東京伝が発禁くらった年にモーツァルト没とか。北斎が『椿説』描きだした頃にアンデルセン生誕とか。北斎が亡くなった年は、ポーとショパンも亡くなってる。2019/01/18
kanki
2
パラパラ見ていても面白い♪生き生きしたイラスト満載2020/02/15
みか
1
北斎のラフ画満載。今も通じる遊び心が溢れている。見ているだけでも楽しい。2017/06/13
brink
1
北斎絵の再編集本。文庫版の北斎漫画とか芸艸堂の北斎関係の本を持っているので、悩んだけど、一応購入。見たことない絵手本とか踊りの振付け図もぽろぽろあったけど、北斎漫画と北斎絵本を持っているひとは無理に買わなくても大丈夫な内容かと。2013/05/22
木々 孝太郎
1
絵の上手い人物はいつの時代でも上手い!北斎の表現力を見ると今の漫画・アニメ的な絵は日本人のDNAから出てきた伝統的なものなのだろうと安易に想像できる。それくらい生き生きとしている。久しぶりに楽しくなる絵を見た気がする。2011/06/14