内容説明
多様な神々、英雄や怪物、ニンフや人間が織りなす悲喜こもごもの物語を、81点の名画を通じて楽しみ、味わう。古代ギリシア人の天馬空を行く想像力と、ルネサンスから近代の画家たちの夢とロマン溢れる奔放なイマジネーションによって生み出された神話世界…そこに潜む人間的な愛と真実の姿、そして古今東西に通じる人生の知恵と教訓を読み解く。
目次
第1章 オリュンポスの神々
第2章 恋する神々
第3章 ヴィーナスとキューピッド
第4章 巨人・英雄・怪物
第5章 ニンフと人間
第6章 トロイ戦争とホメロスの世界
著者等紹介
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年、東京生まれ。東京大学文学部卒。TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970―72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてドイツに留学。1979年より成城大学文芸学部に勤務、同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
29
ギリシア・ローマ神話の絵画が神話と絡めて説明してあり、わかりやすかった。絵画に登場する神々の、系譜、支配領域などが巻頭に書いてあり「この神様どういう神様?」がすぐ見つけられて役に立った。また、神話についてだが、その内容には驚かされる話が結構あった。1番驚いたのは、『ゼウスの頭から生まれるアテナ』この話は衝撃的!【月イチ@芸術週間】2017/03/25
読書家さん#2EIzez
6
見たことはあるものの、見慣れないというのか、お顔が幼いような大人のようでカラダが大人であるキューピット。裸体の肉付きよい成人たちが描かれた数々の絵。 ヨーロッパ人のこころの故郷ギリシャローマ神話の世界のいくつも紹介している。30くらいはあるんじゃないか。馴染みがないのと話しをしらないためか、絵にはいまひとつ興味がもてなかった。解説じやなければおもしろいはず。 西洋アレルギーにならないうちに読みたい課題本になってしまいました2025/09/09
モッタ
6
★★★★☆ おもしろい。この頃、ギリシャ神話を学んでいる。ゼウスの性欲の強さはハンパなく、ギリシャ神話に登場するほとんどの女性はゼウスと性的な行為をしている。ゼウスのお誘いは断れないのだ。2012/05/03
shoko
5
絵にまつわるストーリー、そのストーリーの中のどんな場面なのか、またアトリビュートもあって面白かった。簡単な相関図も分かりやすく、豆知識的にコラムがあるのも読んでいて楽しい。しかし時々絵が小さすぎて肝心のアトリビュートが見つけられないことも。若干見にくいかもしれない。2011/01/21
未来来
4
ギリシア・ローマ神話をモチーフにした絵画を神話やアトリビュートと共にわかりやすく紹介しています。図版は小さく細部が見難いものの、全てカラー印刷。1枚につき1、2頁が割かれています。画家の説明は補足程度で、絵もそれ自体に注目するのではなくあくまで神話に主眼が置かれているのが特徴。絵画と神話、どちらへものちょっとした入門の触りに良さそう。《公立図書館》2009/08/05




