すぐわかるヨーロッパの宝飾芸術

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808707828
  • NDC分類 755.3
  • Cコード C0072

内容説明

古代エジプトやメソポタミア文明に始まる数千年の宝飾品の歴史をこの一冊に凝縮。奥の深いヨーロッパ文化史としても楽しめる。カステラーニ、ティファニー、ラリック、ファベルジェ、カルティエなど著名なジュエラーたちの、知られざるエピソードと個性際だつ代表作を紹介。エリザベス1世、マリー・ルイーズ、ナポレオン、ヴィクトリア女王など、宮廷社会に君臨した権力者たちのジュエリーにまつわる話も多数。本物を見る目が備わる、ヨーロッパ宝飾美術館ガイド付。

目次

第1章 ヨーロッパ宝飾芸術の源流―古代エジプト‐ケルト(古代エジプト;メソポタミア ほか)
第2章 古典期から近世へ―ヘレニズム‐新古典主義(ヘレニズム時代;古代ローマ ほか)
第3章 ヨーロッパ近世以降とアメリカ―第一帝政の時代‐ジャポニズム(第一帝政期―ナポレオン時代;ジョージアン ほか)
第4章 19世紀末から第二次世界大戦―アーツ・アンド・クラフツ‐アール・デコ(アーツ・アンド・クラフツ;アール・ヌーヴォー ほか)

著者等紹介

山口遼[ヤマグチリョウ]
1938年北海道生まれ。1961年、同志社大学英文科卒業後、株式会社ミキモトに入社。常務取締役・営業本部長を経て、1994年ミキモト役員を退任し、子会社のジェムインターナショナル社社長に就任。宝石に関するマーケティング、商品開発、デザイン開発などの専門家。1999年6月、同社を退任、リオインターナショナル社を設立し宝飾品営業に携わると共に、流通産業へのコンサルタント、宝石小売業への教育訓練、執筆などに携わる。業務のかたわら趣味として宝飾品の歴史を研究、マーケティングも含めたジュエリーの専門家として山脇美術専門学校、山梨県立宝石美術専門学校、日本宝飾クラフト学院、などにて講師を務める。東京都新宿区在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

265
著者の山口遼氏は長く宝飾品ビジネスに携わる傍ら、歴史的な研究も続けてきた斯界の専門家。本書は、いわばその成果を開陳したものだが、この分量ではとても宝飾芸術の歴史を語るには不十分だろう。美しく煌びやかな写真が多数付されてはいるものの、個々の時代や様式のサンプルや説明があまりにも少なく、たとえ概観だけするにしても十分とはいえないだろう。せめて、古典篇と近・現代篇の2分冊にすればよかったのにと思う。巻末には専門用語の解説や美術館案内など有用な付録も。2024/10/03

belle

3
上野で行われているブルガリ展と黄金伝説展を鑑賞後に、図書館で借りました。豊富な写真と共に古代から現代へとたどります。読み物としても写真集としても楽しい本でした。様々な素材にデザインの宝飾品。中でも展覧会場での実物も見て何よりすごいと思ったのは、エトルリアの粒金細工。文字を持たなかったとされるエトルリア人ですが、工芸に秀でた民族。ブラボーです。2015/11/12

えだまめ

2
きれいな宝飾品をたくさん見たかったのでカラーで解説がついているこの本はわかりやすかったです。時系列になっていたので技術やデザインの変遷が理解しやすかったです。2018/06/23

misaharu

2
写真と見開き2ページの解説で一項目の説明と、私なような興味本意のみの素人が飽きないボリュームで構成されています。2013/03/30

阿呆った(旧・ことうら)

1
写真付きでわかりやすかった。ルネラリックてやっぱり天才だったんだ。2016/07/07

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