内容説明
粋で、いなせな江戸っ子たちの笑いと涙のリアルな世界へタイムトリップ!名作落語のあらすじ81話を完全収録。ゆかりの地146ヵ所を訪ねる散策ガイドの決定版。
目次
江戸いちばんの盛り場を訪ねて 浅草を歩く
江戸より続く、経済の中心地 日本橋を歩く
富岡八幡宮と著名人の足跡を巡る 両国・門前仲町を歩く
円朝も住んだ下町を訪ねる 亀戸天神を歩く
徳川家ゆかりの史跡を巡る 上野を歩く
色街の名残を求めて 吉原を歩く
江戸の雰囲気を残す寺院を訪ねる 谷中・根津を歩く
江戸の“粋”を探して 向島を歩く
名刹・名社、大名の下屋敷を巡る 泉岳寺・増上寺を歩く
今は昔、義理と人情を想いつつ 『松葉屋瀬川』を歩く
金兵衛の江戸縦断につきあう 『黄金餅』を歩く
著者等紹介
河合昌次[カワイショウジ]
1944年東京下町生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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姉勤
4
浅草,両国,上野,日本橋etc...江戸落語に登場する、現代に残る名所を訪ねて、散策ルートにもなるガイドブック。 それぞれの土地が舞台になる噺も、十八番の落語家版でダイジェストで紹介されるが、選が少し古い。 もちろん「黄金餅」の聴き所のひとつ、下谷の山崎町〜麻布の木蓮寺のルートも当然ながら載っているが、現代人がヒマにかまけて歩く距離じゃない(歩行時間5時間20分との表記は洒落がキツい)。 せっかく江戸落語の舞台を紹介するなら、寄席(四派の定席)や演芸場の紹介もあれば、もっとよかった。2013/10/01
ko1kun
0
写真も解説も、面白い。ふらっと歩きに行きたくなった。2009/06/23