感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新平
4
深夜にやっているテレ朝のワールドプロレスリングを録画して観ているのだが、先週は猪木追悼特集だった。「猪木の一番印象に残った試合は?」との問いにライガーが「ドリー・ファンク・JR戦」と応えていた。さすが世界の獣神。と言っても動画を探す気にはなれず。昭和56年刊のこの本を手に取る。番組ではプロレスラー猪木を盛んにほめたたえていたが、(棚橋も草)この本を読むと猪木の闘いとはブラジルで移民として生きる運命との闘い(77歳の爺さんが言い出して爺さんは船上で帰らぬ人となる)だったとわかる。2022/10/12