内容説明
インターネットで全国から寄せられた宇宙の疑問に、天文学の権威、科学哲学者、若手研究者らが体当たりで回答した。どんな質問にも、分かりやすく、楽しく、全力投球。ページを開けば、回答者の個性や宇宙への思いまで伝わってくる。読み終わったあなたは、もう宇宙のとりこ。
目次
宇宙ってなに?
身の周りの宇宙
宇宙を調べる
太陽系のなぞ
星や銀河のなぞ
ブラックホールのなぞ
宇宙のはじまりと宇宙の果て
物質や空間のなぞ
宇宙人のなぞ
著者等紹介
福井康雄[フクイヤスオ]
名古屋大学大学院教授(理学研究科)。1951年大阪市生まれ。1974年東京大学理学部天文学科卒業。1979年同大学院理学系研究科修了。理学博士。名古屋大学助教授を経て現職。小口径の電波望遠鏡と世界最高感度の超伝導受信機を開発し、宇宙における天体形成のしくみの解明に取り組む。これまでに多くの「星の赤ちゃん」と「星の卵」を発見し、国際的な評価を受ける。1996年南米チリに電波望遠鏡「なんてん」を移設し、南天の星誕生研究に着手する。目下、マゼラン銀河の巨大星団誕生の謎解きに挑んでいる。バイヌバップ賞、井上学術賞、日産科学賞、中日文化賞、林忠四郎賞を受賞。2007年春紫綬褒章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芽
43
宇宙の謎について一般の人からの応募を募ったということもあって、分かりやすい回答だった。普段なんとなく感じていた宇宙に対する疑問の答えが書かれていておもしろく感じた。2014/03/15
おかでぃ
3
ワクワクできる答えから難しい答えまで様々な宇宙の疑問がわかる。 トータルで50問くらいはちゃんと読んだはず(笑)2017/11/28
千尋
3
宇宙の謎についてをQ&A形式で100問、天文学の専門家がわかりやすく解説している本*宇宙の雑学ともいうべき一冊**2011/07/22
momo
2
できるだけ優しく解説してくれている本。はやぶさの話もあり。「その後行方不明になって、奇跡的に戻ってきたんだよ。」と話しかけた。2015/12/01
jupiter68
1
うーむ面白い。小学生向けのような文章であるが、十分である。宇宙は謎がいっぱい。少しでもそれら謎が解き明かされることを願う。専門家ではない我々は、理解していくことが求められている。2018/01/02
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