出版社内容情報
「よそで、おやつをもらって、症状をおこさないかしら？」「食べ物の制限がストレスになって、性格がゆがまないかしら？」――アレルギーっ子が幼稚園や保育園、小学校にあがるころになると、給食、お弁当、行事などで悩みや不安がつのってきます。こんな不安を吹き飛ばし、アレルギーを抱えていても前向きに生きるようになれる絵本です。子ども自身が自分の生活をコントロールする力がつきますし、おうちの人に向けた解説書もついていますので、親子で言葉を掛け合いながら、アレルギーへの知識と知恵が学べます。
内容説明
つーちゃんは、アレルギーのことで、学校の友だちから嫌なことを言われてしまいました。その帰り道、しんちゃんといっしょに、食べられない物だらけの遊園地に、迷いこみます。のどが渇いたので、オレンジジュースを飲んだのですが、喘息を起こしてしまいました！そのとき妖精があらわれて、連れていってくれた、山のふしぎな診療所では…。
著者等紹介
國本りか［クニモトリカ］
１９６５年生まれ。大阪府箕面市在住。イラストレーター。「アレルギーっ子つくしんぼの会」スタッフ。食物アレルギー・喘息・アトピー性皮膚炎を持つ子がいる
佐藤のり子［サトウノリコ］
１９５５年生まれ。大阪府箕面市在住。児童福祉分野の母子指導員。「アレルギーっ子つくしんぼの会」代表。重度の食物アレルギーを持つ子がいる。著書に、『未完成アレルギーっ子行進曲（マーチ）』（健友館ノンフィクション大賞受賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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べるめーる
16
娘に食物アレルギーがあることが判明、自分の勉強のために借りました。大人にもわかりやすいし、巻末の大人向けの解説も参考になりました。娘はアレルゲンも少なく軽いからそんなに深刻ではないけれど、重かったり多かったりする人は本当に大変だと思う。アレルギーっ子を理解し、応援するために、実態に応じて学校などで扱うのも良いなあと思いました。2016/03/13
本読みじいさん
6
なぜ息子が手にしたのかは覚えてないが、アレルギーのことが子供じゃなくて大人にもわかりやすくかかれています。いいものを息子は見つけてくれました。2012/11/10
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