新・山の本おすすめ50選

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808308162
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

出版社内容情報

雄大な、そして危険に満ちた山々はイマジネーションを刺激する。書斎にいて高嶺に登り、辺境を旅して、大自然に感動する。本書では、比較的入手しやすい1994~2003年にかけての新刊書を中心に紹介している。著者は山の専門誌「岳人」で書評を執筆、専門の登山史・登山思潮史の視点から、「登山」を通して、人間と自然を見つめた「名著」を50冊選りすぐっている。単なるベストセラーのガイドブックではない。さりとて小難しい評論でもない。読んでいるうちに、スポーツ、自然、民俗、人間論にまで広がる書物の知的世界を漫遊している我に気づくはずだ。
 体のみならず、頭と精神を十二分に刺激してくれる1冊。ぜひ書棚に並べたい。

内容説明

山の専門誌「岳人」の書評子が誘う「冒険」の知的世界。

目次

第1章 高嶺を登る、岩壁を攀じる(果てしなき山稜―襟裳岬から宗谷岬へ(志水哲也)
七つの最高峰(ディック・バス;フランク・ウェルズ;リック・リッジウェイ)
冬のデナリ(西前四郎) ほか)
第2章 辺境を旅する(西蔵漂泊(江本嘉伸)
泉靖一伝―アンデスから済州島へ(藤本英夫)
チベットを馬で行く(渡辺一枝) ほか)
第3章 山の科学、山の文学、山の思想(日本の山はなぜ美しい―山の自然学への招待(小泉武栄)
森にかよう道―知床から屋久島まで(内山節)
東西登山史考(田口二郎) ほか)

著者等紹介

福島功夫[フクシマイサオ]
1950年生まれ。高校時代から登山を始める。冬の剱岳周辺を最も愛する。四十代半ばより、冬山からフリークライミングに活動の中心を移す。現在は自称中高年フリー初級者。登山思潮の変遷に興味を持ち、山岳図書を愛読する。山の専門誌「岳人」にて書評を執筆。日本山岳会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

5
献本。某山岳雑誌に書いた書評。以下抜粋⇒ 日々変化していく山の世界を取り巻く幅広いジャンルを、豊かな鑑識眼と好奇心で論評している。著者の長い登山経験と新しいものを貪欲に取り入れていこうとする姿勢が、選書に現れており好感が持てる。 山岳雑誌『岳人』に連載された書評から、最近十年間の新刊書を中心に紹介しているが、現在でも書店の棚で入手可能なロングセラーが多く、その意味では新鮮味や意外性に欠ける。地方の小さな出版社から出ている本にも良書が多く、山の本好きにとってはぜひ取り上げて欲しかったところだ。 評された五⇒2004/11/02

yamakujira

1
1994年~2003年に、発刊および復刊された山岳書から選んだ50冊を紹介する。ここ10年に出版された、と限定するなら、復刊本は除いてほしかったな。 (★★☆☆☆)

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