新聞力

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784808307974
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1990年、東西ドイツが統一し、イラクがクェートに侵攻した年、日本ではバブルがはじけ「激動の時代」が幕を開けた。世紀末から21世紀へ、2003年までの14年間、私たちの身の回りや、わが国を取り巻く国際社会では何が起こつたのか。新聞はどう報道してきたか、そして私たちは新開をどう読めばいいのか、「新聞カ」を検証する。
 著者・青木彰は産経新聞社会部長・同編集局長を経て、筑波大学名誉教授としてジャーナリズム研究を続けた、「メディアのご意見番」。本書は1990年から2003年まで東京新開に連載した「メディア評論」から、時代の諸相を顕著に映す小論を選び抜いた一冊。「ウィズダム情報の提供」を訴え、バブル期に頂点に達した繁栄に潜んだ「日本病」の病理を、報道を通して読み解く。
 ニュース報道に対する多角的な分析・解説、そして批判・提言は、メディア論の枠を超えて激動の十四年間を鮮やかに浮かび上がらせる。現役のマスコミ関係者・志望者のみならず、迷走する日本の行方を知るための羅針盤として一般の読者に勧めたい一冊!

内容説明

なぜ日本は輝きを失ったのか。ジャーナリズムの英知を真摯に問う話題作。

目次

新聞は時代のリード役を―如是閑の小文に思う
テレビ倫理の確立へ―番組の視聴者の声を
自己改革へ勇気を―若い記者の挫折惜しむ
時には誤り指摘も―物足りぬ“聞き役会見”
真実に迫る事実積み重ねを―イルカ大量死報道の教訓
「内なる国際化」目指し―新しい年の新聞に期待
目指せ“手づくり新聞”―読者とより強い交流で
戦争の愚悟らせよ―赤裸々な人間像を追え
熱くなりすぎでは…―湾岸戦争報道の反省点
後世へ「人間」の記録を―死亡記事にほしい工夫〔ほか〕

著者等紹介

青木彰[アオキアキラ]
1926年東京生まれ。49年東大文学部教育学科卒業後、産経新聞東京本社に入社。社会部を中心に活躍し、社会部長時代の63年には「小暴力追放キャンペーン」で産経初の新聞協会賞を受賞する。以後、論説委員、編集局長、取締役、フジ新聞社代表取締役を歴任して、78年退社。筑波大学現代語・現代文化学系教授となり、以後現場体験を踏まえた研究活動に入る。朝日新聞紙面審議会委員、日本放送協会経営委員、東京情報大学経営情報学部長、司馬遼太郎記念財団常務理事、東京新聞客員・新聞の在り方委員などを歴任し現在に至る。また筑波大学時代から十数年間にわたってマスコミ志望学生向けに私塾を開き、多くの優れたマスコミ人を輩出している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2022/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/524655
  • ご注意事項

最近チェックした商品