内容説明
甲州・相州・武州の要衝だった津久井は早くからひらけていた。幾多の争いもあった。緑と水の豊かな自然に育まれた歴史の中から生まれた文学、伝説、尾崎咢堂の生誕地、ダムと住民などを探る。
目次
1部 相模川の流域に沿って(津久井のシンボル・城山;津久井城主の墳墓と功雲禅寺;「村絵図」が語る津久井の歴史;相州三増合戦と信玄道;石老山と落人伝説の顕鏡寺 ほか)
2部 道志川と串川の流域に沿って(道志川と鼻曲がり鮎の里;渓流の宿から生まれた『三太物語』;神の川と折花姫の伝説;道志水源に横浜水道発祥の地;伏馬田城趾と咢堂のふるさと ほか)
著者等紹介
前川清治[マエカワキヨハル]
1934(昭和9)年生まれ。大阪文学学校研究科卒。北陸新聞記者、労働旬報社編集長を経て川崎市議会議員4期16年。現在、社会福祉法人みのり会理事長、川崎市障害者関係施設事業協会理事、神奈川自治体問題研究所常任理事
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