内容説明
病状変化の予測ができない、医療系職種との連携が難しい、医療保険のしくみがわからない、と感じているケアマネジャーのためのガイドブック。
目次
序章 なぜ、がんがわかるケアマネジャーが必要なのか?(在宅のがん患者の生活の質は、ケアマネジャー次第;2025年問題がもたらす質と量の変化 ほか)
第1章 なぜ、がんの利用者のケアマネジメントが難しいのか?(いつものパターンが通用しない;ケアマネジャーの成功パターンが通じない理由)
第2章 利用者の在宅生活をささえる7つのフェーズと21の実践(満足した、後悔のない人生の実現;ケアマネジャーにとっての目標 ほか)
第3章 利用者・家族・医療職とのコミュニケーション(面接の準備;効果的な傾聴 ほか)
第4章 利用者・家族をささえる社会資源(訪問診療の基本;訪問看護の基本 ほか)
著者等紹介
市橋亮一[イチハシリョウイチ]
在宅専門医・内科医・ケアマネジャー。医療法人かがやき総合在宅医療クリニック代表/一般社団法人Peace Co理事。1973年生まれ、名古屋大学医学部卒。内科医として勤務した後、2009年、岐阜県初の外来を持たない在宅医療専門の総合在宅医療クリニックを岐阜県羽島郡に開設。2012年、厚生労働省在宅医療連携拠点事業を担当。教育病院てしての役割を果たすべく研修の受け入れ、講演など教育活動にも積極的に取り組んでいる
若林英樹[ワカバヤシヒデキ]
プライマリ・ケア認定医・指導医、医学博士、家族療法修士。三重大学大学院医学研究科地域医療学講座講師/総合在宅医療クリニック医療人育成アドバイザー。1970年生まれ、徳島大学医学部卒。米国サンディエゴ大学大学院にて家族療法を学ぶ。帰国後は総合診療、在宅医療のみならずその教育にも従事。2014年より現職。総合診療分野の将来を見据え、診療のみならず研究もできる総合診療医の養成に取り組んでいる
荒木篤[アラキアツシ]
社会福祉士・ケアマネジャー。笠松町地域包括支援センターセンター長/木曽川とんぼネット代表。1965年生まれ、日本福祉大学福祉マネジメント専攻修士課程修了。大学卒業後、笠松町社会福祉協議会の職員として、現在に至るまで一貫して地域福祉をベースに業務を展開。就業当初は、福祉活動専門員として住民との協働により地域福祉の推進を図る。2000年、介護保険制度のスタートとともに、総合在宅介護支援センター長として、高齢者介護の相談援助業務を中核に、地域ケアの基盤づくりを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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OHモリ