出版社内容情報
漫才というと関西に押されがちの東京だが、コロムビア・トップ、内海桂子を中心とした東京漫才協団には面白い漫才師がたくさんいる。協団創立70年を前に、その中から三十組を取り上げて、コンビができたいきさつ、ヒット作の秘密、芸歴、芸風、人となりなどをインタビューした。若手もベテランもそれぞれの人生には笑いがあり、哀愁があり、そして、したたかな芸人根性があった。
内容説明
人生、山あり谷あり、泣いて笑って、やっぱり漫才がやりたい!「漫才協団」発足70年。ただいま参上!おもろい芸人たちの噛めば噛むほど味の出る話。
目次
多彩な人生経験が養った度胸、気骨―東京漫才の大御所「コロムビア・トップ」
当たり芸を生み育てる―「青空球児・好児」「昭和のいる・こいる」
相棒と永遠に―「宮城けんじ」「春日三球」
おかしな2人組―「あした順子・ひろし」「ナンセンス」
堀越芸能学院の同窓生―「おぼん・こぼん」「春風こうた・ふくた」
さわやかに夫婦漫才―「東京二・笑子」「大空遊平・かほり」
骨太な男の漫才―「さがみ三太・良太」「高峰和才・洋才」「青空一歩・三歩」
ずぶの素人を育てて相方に―「東京太・ゆめ子」「新山ひでや・やすこ」
女性コンビは元気いっぱい―「セーラーズてる子・あかね」「すず風にゃん子・金魚」
われら「W」にて候―「Wモアモア東城けん・しん」「Wエース谷エース・丘エース」〔ほか〕