内容説明
2000年のいま、ふり返る明治・大正・昭和・平成四代の名作と、将来への明るい展望島崎藤村、北原白秋から現詩壇の旗手、吉増剛造、荒川洋治まで、脈々と流れる詩の本流をさぐる。『詩の作り方』入門書の変遷も紹介する。
目次
第1章 現代詩の歩み―100年(森鴎外ほか訳「ミニヨンの歌」;島崎藤村「小諸なる古城のほとり」 ほか)
第2章 現代詩のさまざまな魅力(真の“現代性”を求めて―本多寿、山之内まつ子;大いなる“笑い”のために―飯島耕一、荒川洋治 ほか)
第3章 入門書『詩の作り方』の移り変わり(新体詩の時代;“新しい詩”の時代 ほか)
第4章 詩人の雑記帖(現代詩の資料あれこれ;初心探し―詩アンソロジーをめぐって ほか)