遙かなる鏡―ある写真家の証言

遙かなる鏡―ある写真家の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784808306434
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0070

内容説明

敗戦ニッポンを撮った裏話と写真。血のメーデー事件、ボツになったスマイル・マッカーサー、初のヌード、パンパン、ストリップなどの撮影秘話を写真と文でつづる、一つの戦後史。

目次

空襲、そして敗戦
写真機が欲しい
渋谷の焼け跡で
父を訪ねて
ローライを手に
ラッセル中尉
アーニー・パイル
樅の木伐採事件
来日女優を写せ
占領者〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
表紙は(あざといが)終戦直後、行水をしていた女性を見た再現写真。「太平洋戦争」どころか「被占領時代」も「朝鮮戦争(狂人李承晩が竹島を強奪)」も覚えている世代が去っていく。しかし、19世紀前半とちがって写真は残る(ゴッホの写真は一枚残る。明治維新の元勲もすこしだが写真がある)。アーニー・パイル劇場の思い出。GHQを笠に着てと白眼視。「新聞が世論を形成する」の法則の延長で、写真が大衆世論をつくる、と言うのも可。デモ隊の多数の迫力、警官の暴力は報道されても直前の不法行為は伝えられない。情報化社会における写真家…2015/11/17

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