内容説明
戦死、５万余。昭和１９年夏、太平洋に浮かぶ小島で起きた悪夢の如き凄惨な米軍との死闘の全容を、万感の思い籠めいま再現する血と慟哭のドキュメント。
目次
序 今日ある平和の重み
死へのパスポート
最高の戦闘集団
一人から六百人へ
種まき兵士
男たちの情
勝利への詩
肉親のきずな
それぞれの別れ
輸送船へ〔ほか〕
感想・レビュー
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Ted
3
'95年7月刊。○映画『太平洋の奇跡～フォックスと呼ばれた男』('11)で竹野内豊が演じた主人公・大場栄大尉に関する記述は、出版当時まだ存命だったので意図的に触れなかったのか、一切ない。しかし、あまりの粗暴ぶりから「サイパン・タイガー」と恐れられ、米軍から5000ドルの懸賞金を掛けられた堀内今朝松一等兵(恐らくヤクザ)の記述はある。映画では唐沢寿明が演じていたが、全然凄みがなかった。また、映画のように大場大尉と行動を共にしていたかは不明。2014/04/05
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