内容説明
ヒマラヤの巨峰を登りきった鉄人メスナー。無酸素・軽装備・少人数・短期間。苛酷な条件を自らに課し、極限状況に挑んだ登攀記。その登高のなかに彼の人間像が浮かびあがる。山岳雑誌「岳人」40周年記念出版。
目次
ナンガ・パルバート(8125m)
マナスル(8163m)
ガッシャーブルム1峰(8068m)
エベレスト(8848m)
K2(8611m)
シシャ・パンマ(8046m)
カンチェンジュンガ(8586m)
ガッシャーブルム2峰(8035m)
ブロード・ピーク(8047m)
チョー・オユー(8201m)
アンナプルナ(8091m)
ダウラギリ(8167m)
マカルー(8463m)
ローツェ(8516m)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoneyama
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メスナーがすべての八千m峰を登った直後に刊行された大型本写真集。1986年最後のローツェ登攀により、史上初めて全14座を登った。しかもすべて無酸素で、また簡単な初登ルートからではないものが多い。十四座のそれまでの履歴もある。原題UBERLEBT(SURVIVED) 2005/01/01
ころにゃん
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ラインホルト・メスナーの8000m峰14座登攀の記録。8000mの空間の山岳写真集としても素晴らしい。登りたい、登攀したいに、理由などいらない。心の中から湧き上がる情熱を、計画を立てて実行したメスナーの心の叫びを感じることができる。山が好きでたまらず、鍛え抜かれた体、技術、精神力、をもって無酸素、軽装備、少人数、での登攀記。 2012/05/08
ressenti-man
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でかい本。写真やルート解説が結構あるが、いまいちイメージは掴み難い。ともあれ8000m峰の極地法以外の攻略の端緒期の暑い何かは伝わっては来る。2011/11/26
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