減損会計―その会計基準はこうなる

減損会計―その会計基準はこうなる

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808173159
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3033

内容説明

バブル経済を生み出した歴史の教訓に学び、当時の会計理論、実践が機能しなかったことを反省し、二度とそのおろかさを繰り返さないために、新しい減損会計基準を作ることが大切である。日本の平成バブル崩壊からその経験を生し、世界的に通用する自主独立の日本型会計文化を形成し、そして会計制度を新しく再構築すべきである。本書は減損会計分野という狭い視点から総括したものである。

目次

1 固定資産を狙い討ちする減損会計―ゴルフ会員権、社宅、厚生施設なども標的になる
2 日本の現状に合った会計基準の確立―減損会計とグローバル・スタンダード
3 含み益会計から含み損会計へ―「含み益」とは何か「含み損」とは何か
4 減損会計は取得原価主義から時価主義への転向か―「外国産の輸入品」ではなく、これからは世界にも通用する「日本産の新会計基準」が必要
5 減損の本質とその会計処理の方法―損失処理方法と現行の会計処理の考え方
6 国際会計の動向と減損会計―減損会計をめぐる各国の会計基準
7 減損会計に対するわが国での検討事項―バブル崩壊による不良債権の発生が背景にある
8 不動産時価会計の導入と評価手法―どのように評価するのか

著者等紹介

沓掛和男[クツカケカズオ]
四日市大学経済学部教授

高橋伸子[タカハシノブコ]
札幌大学女子短期大学部助教授

森川祐亨[モリカワユウテイ]
公認会計士

渡辺智[ワタナベサトシ]
明治大学大学院商学部研究科

藤田敬司[フジタケイジ]
日本ユニシス(株)監査役

福本泰[フクモトヤスシ]
(財)日本不動産研究所コンサルタント部次長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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