アルツハイマー病になった母がみた世界―ことすべて叶うこととは思わねど

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  • サイズ 46判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615655
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0036

出版社内容情報

認知症と診断された高齢者は、徐々に起こる認知機能の低下とそれにより生じる生活の困難を、どのように感じ、それにどう対応するのか。死の2年前まで綴っていた日記から、母が外界をどのように眺め感じていたかを専門医である息子が探る。精神医学の常識を覆そうと始めた試み。果たして、その先にみえたものとは?

内容説明

認知症と診断された高齢者は、徐々に起こる認知機能の低下とそれにより生じる生活の困難を、どのように感じ、それにどう対応するのか。母が死の二年前まで綴っていた日記から、外界をどのように眺め感じていたかを、専門医である息子が探る。精神医学の常識を覆そうと始めた試みだったが、果たして、その先にみえたものとは?

目次

母の生涯(母の両親;母の出生、五歳にして生母を亡くす;一二歳、父を失う;二二歳、次兄のシベリア抑留死;二四歳、結婚、二八歳、長女の夭逝;三人の子の母として、妻として;六四歳、夫との死別、モンゴル墓参、それからの生活)
母の日記と生活(六七~七五歳―遅れてきた母の青春、忍び寄る老いの足音;七六~七九歳―ほころび始める生活、認知機能低下に抗う;八〇~八四歳―老いに翻弄される日々、崩れていく自我の恐怖;八五~八七歳―それからの母のこと)
認知症とは何か(アルツハイマー型認知症とは何か;アルツハイマー型認知症急増という現象の意味;アルツハイマー病根治薬の開発は可能か;母の診断を考える)
母の旅路

著者等紹介

齋藤正彦[サイトウマサヒコ]
1952年生まれ。東京大学医学部卒業。都立松沢病院精神科医員、東京大学医学部精神医学教室講師、慶成会青梅慶友病院副院長、慶成会よみうりランド慶友病院副院長、翠会和光病院院長などを経て、2012年都立松沢病院院長、21年から同病院名誉院長。医学博士、精神保健指定医。主な研究テーマは老年期認知症の医療・介護、高齢者の意思能力、行為能力に関する司法判断(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネギっ子gen

56
【ことすべて叶うこととは思わねど己が歩みをますぐにゆかむ~母親が最後に詠んだ歌】認知症と診断された高齢者は、認知機能の低下とそれにより生じる生活の困難を、どのように感じ、それにどう対応しているのか。死の2年前まで綴っていた日記から、息子である認知症専門医が探る――。<大正の終わりに生まれ、昭和の初めに幼少期を過ごし、第二次世界大戦に青春時代を翻弄され、敗戦後間もなく結婚した後は、ひたすら夫に仕え、3人の子どもたちの養育を何より大事にしてきた一人の平凡な女性が、夫を亡くした後の20余年を生きた記録です>。⇒2023/02/22

ひまわり

38
アルツハイマーの方をまわりから見たものはたくさんあるけれど、本人の戸惑いはいかほどなのか。高齢になっても歌を詠み、語学を勉強し、日本語を教え、聖書100週間に参加し、友人も多く、お客さまへのもてなしも完璧。こんな方でもアルツハイマーになるのか。いわんや凡人の自分は・・・。アルツハイマーにいたる前のスーパーウーマン時代の生活にもとても興味が沸いた。年だからと諦めないで次々に挑戦する姿。教会のお仲間の大切さも。アルツハイマーになっても抗い自分を鼓舞する様子を知れただけでも読む価値があった。2023/07/05

kamakama

15
著者は、日本有数の精神病院である都立松沢病院の院長(現名誉院長)にまでなった認知症専門の精神科医。アルツハイマー病患者は自分の物忘れを自覚しないというのは迷信であることを、認知症の母親が書き残した日記から示そうとした良書である。認知症の進行過程が大雑把ながら理解できたが、有数のプロである著者でも、息子として親と向き合う事はとても難しいということがよくわかった。著者の悔いや辛い気持ちがそこここににじみ出ている。親の看取りというものはなるようにしかならない。そして、後悔は必ずするものなのだ。2023/05/02

nanakusa4

6
アルツハイマー病になられたお母さんの日記がリアルで切実で、読み進めるのが辛くなりました。親や自分の将来の姿と重なり、いろいろと考えさせられました。2023/08/16

c1006

6
毎日がこんなに混沌として闇の中を手探りで生きているなんて。 認知症本人のことをわかったかのように支援できるものではないと猛省。2023/06/11

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