内容説明
セメント素材に金属性をもたせる!人工クモ糸の強靭性を自動車素材に活かす!コンピューターが自ら学習し成長する!人間社会を一変させるような超創造科学の進展。
目次
第1章 人工知能の展開(人工知能をめぐる動向;これまでの人工知能の壁 ほか)
第2章 タンパク質を素材として使いこなす(世界で最も革新的な素材;地球上で最も強靱な「クモの糸」 ほか)
第3章 人間は材料を創り続けてきた(私が開発した材料;IGZO薄膜トランジスタの創出 ほか)
第4章 ナノ・バイオ・ITの未来(人間が超えられるか;大事なことは何か ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
11
蜘蛛の糸は、石油資源の置き換えに貢献できるか。心を鍛えて、将来を見据え、自分のやるべきことを信じ、くじけずやり遂げる。2017/03/26
izw
9
武田計測先端知財団が開催したシンポジウムで、AI、構造タンパク質、材料開発の専門家3名の講演と、パネルディスカッションを元に出版された本。カーツワイルの講演からAI・ロボット、ナノ、バイオの将来性を期待してこの3分野を選んだ、『人間が超えられるか?』というテーマは、AIに人間が超えられるという場面と人間が自然を超えられるか、という2面性を持たせたということだが、議論がかみ合っていない感じで、ちょっと企画倒れのように見える。2017/03/11
kuma-kichi
0
薄くて読みやすい。2017/06/23