PHP新書<br> 世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」

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世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569837550
  • NDC分類 302
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「僕は日本に生まれたかった」。戦火や貧困の中でニッポンに憧れる各国の人々とのふれあいから、日本の本質を描き出す感動の世界紀行。

早坂 隆[ハヤサカ タカシ]
著・文・その他

内容説明

世界中を自分の足で歩き回り、路地裏の人々とふれあった著者。各国の庶民の目に映る「憧れのニッポン」像は、日本人が知らない「世界と日本」を教えてくれた…。心が温まり、そして深く考えさせられる、感動の紀行エッセイ。

目次

満洲―日本人が掲げた理念の風
モンゴル―世界史の中の不思議な繋がり
ルーマニア―「僕は日本に生まれたかった」
チェコ・ポーランド―救われた生命、奪われた生命
バルト三国―一枚の色褪せた「日の丸」
旧ユーゴスラビア―コソボの「ワールドカップ」
トルコ・シリア―時を越えた恩返しとトウモロコシ
イラク―一国平和主義は卑怯で、みっともない
イスラエル―ゴールデンブックに刻み込まれた感謝
サイパン・パラオ―日本流委任統治の光芒
フィリピン―天使たちの町に残る特攻兵の面影
台湾―なぜ、この地は「美しい島」なのか

著者等紹介

早坂隆[ハヤサカタカシ]
昭和48(1973)年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

23
期待したほど面白くなくて途中から飛ばし読み2018/08/01

おおにし

16
タイトルから”日本人はスゴイ”系のトンデモ本かと思ったが、読んでみるとまともな旅行記であった。ただ紹介してある国の数が多くて内容に少し深みがないのが残念。この前旅行したばかりの台湾の章が特に印象に残った。台湾で一番有名な日本人、八田與一氏のことはツアーガイドさんも教えてくれたが、ゼロ戦パイロットの祠が台南にあるとはびっくり。八田氏設計の烏山頭ダムとともに次回は台南を巡る旅行をしてみたい。2019/03/30

isao_key

12
ノンフィクション作家である著者が訪問した各国で日本とつながりのある事柄、日本に憧れる人との会話を通じ、世界で日本がどう思われているかを報告している。訪問先に関連性があるわけでなく、自分が若いときに訪問した国を紹介しているため一貫性に欠く。2011年3月に起きた東日本大震災の際に、ヨーロッパ諸国の中で最も素早く日本への支援を開始したのがセルビア共和国だったことは知られていない。わずか1か月で2億円をこえる寄付金が集まった。「ユーゴ紛争の際の日本による支援への恩返し」をするという気持ちからの厚意だった。2019/02/15

naniwoyomu

8
おすすめ。 #読みやすい #日本を知る #世界を知る #考えさせられる

さぶろうの領土

4
好き嫌いの分かれそうなタイトルだが、自称ノンポリの私は、一応フラットな目線でこの本を読んだつもりだ。で、この本の主役は「世界が憧れるニッポン」ではなく「路地裏とソコに暮らす人々」の方だと思う。取り上げられている国々は日本からあまり目を向けられない国が多い。そういった国と日本との関わりや、住民たちの日本への関心などがまとめられている。国によって内容の密度が違うが、やはり著者が20代の頃に現地に移住して交流した、ルーマニアのマンホール生活者の記述が圧倒的に充実している。2022/06/18

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