科学のとびら<br> ニュースになった毒

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ニュースになった毒

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784807912902
  • NDC分類 491.59
  • Cコード C0347

内容説明

大麻に代表される乱用薬物、和歌山毒カレー事件のヒ素、中国毒餃子事件のメタミドホス、結石を起こすメラミン入りのミルク、自殺によく使われる硫化水素、原発事故で放出した放射性物質など、ニュースになり社会問題化したさまざまな毒を取上げ、何がどの程度危険かをエピソードをまじえて科学の視点から解説する。

目次

第1章 社会をむしばむドラッグ(一般人にも広まる幻覚剤―大麻(マリファナ)の陰と光
人を惑わす幻覚剤―LSD、メスカリン、幻覚キノコ
覚醒剤の害―アンフェタミン、メタンフェタミン、MDMA
陶酔感に囚われる麻薬―コカイン
世界で問題化するアヘン系の麻薬―モルヒネとヘロイン
ドラッグに化けた物質―ケタミン、シンナー
知っておきたい処罰―突然、死刑になる可能性も)
第2章 ニュースになった毒(毒カレー事件の謎―ヒ素;毒餃子の具―メタミドホス;結石をつくる毒ミルクの正体―メラミン;何度も害をもたらす化合物―ジエチレングリコール;楽に死ねるという誤解―硫化水素;化学の負の遺産―旧日本軍の遺棄した化学兵器;生物テロの危険性―リボトキシン;戦争でばらまかれる廃棄物―劣化ウラン)
第3章 二〇一一年の最大事件―原発事故と放射能汚染(福島第一原子力発電所事故の衝撃;ヒトへの放射線の影響;アメリカからみた日本の原発事故)

著者等紹介

Tu,Anthony T.[TU,ANTHONY T.][Tu,Anthony T.]
杜祖健。1930年台湾の台北市に生まれる。1953年国立台湾大学理学院化学系卒業。1954年に渡米。スタンフォード大学でPh.D.(化学)取得。コロラド州立大学名誉教授。順天堂大学客員教授。動物等、特にヘビ毒タンパク質の構造と生理活性の相互関係のラマン分光法による研究が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪mi★ki♪

25
麻薬関連、犯罪に使われた毒物、食品に混入され中毒事件のあった毒物、戦争に使われた毒物、放射能汚染について、化学構造式や神経伝達の図解を含めて解説した専門書。易しく書いてあるがコロラド州立大名誉教授が執筆し、東京化学同人社が出版しているので、そこら辺のインチキ医療ライターが書いた本とはわけが違う。5年前の本なので情報が古い面有り。米軍が使用した劣化ウラン弾、福島の原発事故についても書いてあるのは画期的だが、大人の事情からか書き方はソフト。私は化学式が大嫌いだという事を再認識。それにしても中国食品本当に最低。2017/02/26

しま

1
意味わからないけど読んでて楽しかった。専門用語が(当然)多いけれども詠みやすかったです。2017/12/10

ななみ

0
毒性学の分野では知らぬ者のないTu先生の最新刊。雑誌連載記事をまとめたものなので、どうしても一貫性の無さや突っ込みの浅さが目立ってしまいます。反面、時事ネタや歴史的けいいに絡めて項目ごとに短く整理されているので、読み物としては手軽に楽しめていい感じです。ただし毒の話題というのはなかなかデリケートなので奥歯に物がはさまったような書き方にならざるを得ない場面があり、それにイライラさせられる人もいそうです。見方を変えれば、そういった表現のあやを楽しむというのも本書の楽しみと言えるかも。2012/05/12

壱片時乃

0
大麻、シンナー、LSD、モルヒネ、ヘロイン、ヒ素、メタミドホス、メラミン、硫化水素、劣化ウラン、O157、それから放射性セシウムに放射性ヨウ素――。ニュースになった毒の名前こそ覚えていても、それがなぜ人体に悪影響を与えるのか知っている人は少ないと思います。毒(毒素・放射性同位体を含む)から自己を守るために、また毒による事件・事故の教訓を忘れないためにも万人におすすめしたい一冊です。記述はやや専門的ですが、毒性分子の構造などは専門外の片にはどうでもいいことなので、わからないことは読み飛ばされても大丈夫です。2012/03/29

ユウユウ

0
☆32024/12/06

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