内容説明
全身、全臓器で重要な働きをするプロスタグランジン(PG)。本巻では、心・血管系におけるPGの動態と、動脈硬化・高血圧症・血栓症・虚血性心疾患・脳血管障害などの病態との関連を追究し、臨床応用の可能性を探る。
目次
循環器疾患とPG―その歩みと展望
第1部 基礎(心・血管系の解剖と生理;心筋の収縮弛緩機構;血管平滑筋の収縮弛緩機構;PG、LTによる摘出血管の収縮弛緩;心・血管系におけるアラキドン酸代謝 ほか)
第2部 病態生理(血小板におけるアラキドン酸代謝異常;動脈硬化とPG、LT;狭心症におけるPG、LTの動態;心筋梗塞におけるPG、LTの動態;末梢神経障害とPG)
第3部 PG製剤の臨床的応用(脳血管障害;狭心症;急性心筋梗塞のPGによる治療;うっ血心不全;肺血管障害 ほか)
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