目次
1 生態学とはどんな学問か?―遺伝子から地球環境まで
2 生物界の共通性と多様性
3 進化からみた生態
4 生活史の適応進化
5 生理生態的特性の適応戦略
6 動物の行動と社会
7 個体間の相互作用と同種・異種の個体群
8 生物群集とその分布
9 生態系の構造と機能
10 生態系の保全と地球環境
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
11
読んだのは図書館で借りた第1版なので、多分情報は古い。それに「入門」と言いながらかなり専門的。でも、好きな分野なので知ってることが割と多かったし、生態学の基本姿勢や、学問としての拡がりは理解できました▼フィールド観察が大切。そして意外と数学好き。印象的にはそんな感じ♪2021/01/24
sei
6
動物生態学の入り口を広く扱っている。人間社会にも通ずる部分が多くてとても面白い!r-k選択説は今の社会の流れを表している気がするし、表現型の可塑性は、幼少期に近しい間柄だった人が異なる価値観に辿り着く構造に似ている。生態学に当てはめて人間を解釈する発想を持ってみよう。日常が、すこし楽しくなりそうだ。2024/04/16
memoma
4
読んでいるとたまに「近寄らないで」とか「時の過ぎゆくままに」とか、教科書っぽくない小見出しに遭遇して「ん?」となることがあったけど、中身は至極真面目真っ当な内容でした。近くに置いておいて時々パラパラ見返したい。2015/01/11
rice
3
文章も平易で読みやすく,内容も興味を持ちやすい.高校時の生態学(生物学のおまけ)で生態学に対して,興味を持てなかった私には大変有意義な本である.2018/03/10
Bon Voyage
3
研究室の夏休み課題図書。 つまるところのレポート書いて提出せよ。 生態学についてどっちゃりと書かれた本だった。 動物を研究する上で知ってとかなくてはならないことがまとめられていたと思う。 内容を理解した上での再読必須な本。2014/09/16