内容説明
本書の目的は、医学・薬学、臨床検査医学などメディカルおよびパラメディカル分野の若い学生や研究者、実地の医師、獣医師、検査技師、看護師などの分野の方々に、病原微生物学、免疫学、それに感染症の基礎知識をもっていただき、また一方、理学や農学など基礎微生物学を専門とする方々には、微生物学や免疫学の新しい分野への興味を少しでも高めていただくことを意図したもので、一人でも多くの方々が微生物学(特に宿主との深いかかわりの中で)への興味をもっていただくことを念願しているものである。
目次
1 細菌学総論
2 細菌学各論
3 真菌学
4 ウイルス学総論
5 ウイルス学各論
6 寄生虫学
7 免疫学と感染論
8 臓器感染症
著者等紹介
矢野郁也[ヤノイクヤ]
1934年大阪府に生まれる。1959年大阪市立大学医学部卒。現、日本BCG研究所中央研究所所長。大阪市立大学名誉教授。専攻、細菌学、免疫薬理学、脂質生化学。医学博士
内山竹彦[ウチヤマタケヒコ]
1941年佐賀県に生まれる。1967年慶応義塾大学医学部卒。現東京女子医科大学医学部教授。専攻、微生物学、免疫学。医学博士
熊沢義雄[クマザワヨシオ]
1942年京都府に生まれる。1966年山梨大学工学部卒。現北里大学理学部教授。専攻、免疫学。医学博士
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