内容説明
本書は、官能基を中心にして構成されているが、反応機構についても基本的に必要なものは繰返し解説されている。また有機金属化合物とそれを用いる有機合成の進歩を反映して、そのための独立の章が設けられているし、急速に進展する生命科学の基礎となる生命物質についても適切に解説されている。
目次
1. 化学結合―Lewisの方法
2. アルカン
3. アルカンとシクロアルカンのコンホメーション
4. 官能基への序論―アルコールとハロゲン化アルキル
5. アルケン―構造と安定性
6. アルケンの製法―脱離反応
7. アルケンの反応―求電子付加反応
8. 立体化学
9. 求核置換反応
10. アルキン
11. アルカジエンとアリル系における共役
12. アレーンと芳香族性
13. アレーンの反応―芳香族求電子置換反応