内容説明
念願の家族を持った宇藤隆次は、幼いころ生き別れとなった母親と再会する。隆次は警察を辞め、母親を連れて故郷の別府に戻り事業を立ち上げて成功した。だが、知人の連帯保証人になったことから膨大な借金を背負ってしまう。ひとり東京へと逃走した隆次だが、家族と再会することを心の糧に都会の片隅で力強く生き抜いてゆく…。
著者等紹介
龍一京[リュウイッキョウ]
1941年、大分県生まれ。兵庫県警退職後、会社経営に携わり、コンサルタント業を経て創作一本に転身。経験を生かしたサスペンスものに定評がある。現在、日本文芸家クラブ副理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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