うみがめぐり

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うみがめぐり

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  • サイズ B4判/ページ数 48p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784773502824
  • NDC分類 K487
  • Cコード C8745

出版社内容情報

新鋭の動物画家・絵本作家であるかわさきしゅんいちが描く,“いのち”に満ちたものがたり。ーこの瞬間の、世界のどこかの海のいまー





旅にでた ウミガメのこどもたち

そこで出会うのは さかなにさかな あとさかな

鳥やクジラも ピーカラルララ 歌ってる

たべるというのは いのちをすこしの間 かりること

いつか かならずかえすもの





描かれた22種,2196匹が織りなす海の生態系が切り取ったのは,

いのちをめぐるかれらの”いまの日常”。

自然からまなび,こどもといっしょに考える絵本。



巻末にウミガメの生態解説やミニ図鑑を収録。

知れば知るほど,彼らの"いつも"が見えてくる。







●著者コメント●

砂浜にうめられているのは,100個ほどからなるウミガメの卵のかたまりです。

地上に出たウミガメの子どもは,「フレンジー」という興奮状態になり,

丸一日,不休不眠で天敵の少ない外洋を目指します。

単にウミガメといえば知らない人はいませんが,その生態はじつは多くの謎につつまれています。。。



人間の活動で数を減らしたウミガメなど多くの海洋生物は,そのすべての種が絶滅危惧種に指定されています。

原因・対策はさまざまですが,何よりも大切なことは,まず彼らの「くらし」を知ることです。



そのなかで,どんな視点で彼らを,そして僕ら自身をみつめればいいんだろう。

自然から遠ざかりつつある,今のこどもたちにこそ読んでほしい絵本です。

かわさきしゅんいち[カワサキ シュンイチ]
絵本作家・動物画家・漫画家。1990年大阪うまれ。

甲南大学法学部を卒業後,食品商社に入社。あっというまに脱サラ。「みつめあえばわかるんだ」をテーマにいきものの目線を描きまくり,2年後『うみがめぐり』にて絵本デビュー。

一時期九条ネギの栽培に心血を注ぐも最近はご無沙汰。ベランダには食べられない観葉植物がずらり。
なぜ食べられないんだろう。食べられないと思いこんでいるだけなのではないだろうか。
食べてこそのいきものなのではないか。なぁ、ガジュマルよ。

内容説明

この瞬間の、世界のどこかの海のいま。陸からみえる水面のうねりは海のほんのはしっこで、そのしたでいのちのめぐりがダンスする。海ってね、いきてんだって。こどもといっしょにかんがえる絵本。巻末ふろく、ウミガメ解説+ミニ図鑑。

著者等紹介

かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
絵本作家・動物画家。1990年大阪うまれ。甲南大学法学部を卒業後、食品商社の営業職を経て画家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

34
図書館にて。生まれたウミガメが、生命力にあふれた海に出会う。力強い絵が、命を描く。最後には、ウミガメの生態や環境問題の解説もある。2017/08/11

東谷くまみ

31
小さい頃からプールも海も嫌いだったけどウミガメは大好きで。あの哲学者然とした思慮深い顔、潤んだような大きな瞳。もし潜れるのなら(絶対ないけど)一緒にプカプカ海の中をお散歩したい。「どんないきものだってさいごたべられることでいのちのバトンをリレーする」「たべるということはいのちをすこしのあいだかりること」命のリレーは人間でおしまい。だから私達の役割はこれからの地球の未来に想いを巡らせ、心を砕いて知恵をしぼり創意工夫をこらしてこの美しい星の生態系を守っていく事じゃないか。網に捕まったウミガメの目が哀しすぎる。2020/08/21

たまきら

29
迫力がある絵です。いっそのこと言葉もいらないんじゃないか、とおもえるぐらい。もっと大きなサイズで飲み込まれるように読んでみたい!2019/09/14

kanata

26
「メキラ/パキラ/メメキラ/パキラ」がウミガメの子が卵を割る音なんて。気がついたら生まれてるウミガメは、海へ出て、小型から大型まで様々な魚に丸のみされる。そんなウミガメも、プランクトンを食べている。食べられず育った者は表紙のような凛々しい大人のウミガメになる。海が生きてるのか死んでいるのかなんて考えたことなかった。驚きをもって、海の不思議と、いのちのリレーを観る。図書館で偶然出合った、ウミガメとアライグマや魚たちの物語。最後に収録された生き物図鑑と参考文献一覧から、しっかり海を知り描かれた絵本とわかる。2018/07/16

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

21
ウミガメを通して、海をめぐるいのちと環境のおはなし。ウミガメについての解説や、登場する生きものについて、見返しには世界のウミガメのスケッチなども書かれています。冒頭のウミガメの卵のサイズは本物同様だそうです。海の中にプラスチックや空き缶(生き物がいます)があり、環境についても考えさせられます。「知識がないと、いきものや自然をちゃんと守ることはできません。残念なことに、いまの大人は知識のない人のほうがずっと多いのです。」と書かれた文に恥ずかしさを感じました。2020/07/17

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