出版社内容情報
大震災はマンションやビルについての「コンクリート神話」も崩壊させた。あまりにもあっけなく倒れた堅牢なはずの「終の棲家」。デパートも駅も港も病院も銀行も、鉄とコンクリートの街は、無残なまでに壊れてしまった実情を克明な取材で構成。
内容説明
大震災が直撃したマンション・ビル被災を刻明に伝える現場報告写真集。
目次
1 街中に無数の“斜塔”が出現
2 “被災車”の姿は、“被災者”の運命
3 レールがいたるところで寸断
4 マンションのあっけない倒壊
5 一見無事なマンションも全壊
6 波止場も、道例も橋も被害甚大
7 焼け落ちた街角にビルの残骸
8 工場・生産設備の多くが壊滅
9 デパート・銀行・有名ビルの無残
10 新幹線の脆さは全くの予想外
11 ビルのコンクリート神話も崩壊
12 軽量鉄骨造ビルは地震に無力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふなし
2
1995年5月17日に発行されていることから、震災からまだ間もない時の写真が使われています。 生々しい場面がたくさんあり、改めて今、神戸などを訪れた際、あれから力強く復興したなぁと感じます。 今は当時の面影が感じられないほどの、しっかりとした建物、公共交通があり、教訓も生かされています。 わたしは兵庫県の太平洋側に住んでいますが、震災をギリギリ知りません。 震災のことについては1.17あたりの年末年始によく考えます。 1年にその時期くらい少しタイムスリップして考えてみてもいいんじゃないかなと思ってます。2019/05/31




