出版社内容情報
一九七九年のイスラーム革命でイランの政治体制の何が変わり、何が変わらなかったのか? 聖職者であるホメイニ師たちアーヤトッラーは直接大臣や政治家となってイラン政治を司り、イラクとの戦争を戦った。イランにおけるイスラーム体制のシステムとその問題点を掘り下げて解明する。
内容説明
ホメイニー師亡きあとイスラーム革命国家イランはどこへ向かおうとするのか?全世界が注目するイラン政権はどのような原理、どのようなパワーで動かされているのか?イスラーム国家のメカニズムを知る。
目次
第1章 イランの支配体制の歴史的背景(第1の逆境 サファヴィ朝の崩壊とオスーリー学派;第二の逆境 パフラヴィ朝の西洋化政策とヴェラーヤテ・ファギーフ論;革命後のヴェラーヤテ・ファギーフ体制の成立過程)
第2章 ホメイニー師の下における支配体制―1985年時点を中心にして(支配機構;支配体制の人脈;政策決定過程のケーススタディ ほか)
第3章 国際政治の渦の中で(国際環境の推移;イラン革命の波紋;イラン・イラク戦争;冷戦構造のはざまで;停戦)
第4章 変容する体制(ファトヴァの波紋;ホメイニー師からハーメネイ師へ;ポスト・ホメイニー政権の対外政策;ポスト・ホメイニー政権の内政)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
可兒
1
表題通りの本2016/02/25
Kenji Suzuya
0
イスラーム革命から湾岸戦争頃までのイランを論ずる。特に、ホメイニーをはじめとする宗教指導者の動向を中心としている。論述は基本的に英語の2次文献かごく一部のみ現地新聞に依拠しており、研究所としては不十分。革命後のイランにおいて宗教指導者の動向が重要であったことは間違いないが、それ以外の政治勢力に全く視点を当てないならば、理解はあまりにも偏ったものになるだろう。2014/09/21
0
30年前の本ではあるが、今でも頻繁に引用される本。イラン革命からホメイニー師逝去後の体制までを扱う。イラン革命は一時のものにあらず、その波はガージャール朝の頃からあると説く。イスラームの教えに従いつつも近代的な法制を敷くことの理論的難しさみたいなのは、成功しているようにみえるイランにおいても変わらないようだ。2025/05/25
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